四連休は雨から始まるらしいと知ってがっかりしていたが、今日になって予報が変わり、朝のうち少しぱらつく程度になりそうだ。どちらにしても明日は市役所に用があり、それが終わったらサチコを病院に連れて行くので、ブログはお休みすることになると思う。用を済ませたら猫たちとまったり過ごすつもりだ。
夜勤明けの散歩は府中競馬正門前から分倍河原という軽めのコースにしておいた。知らない人のために書いておくと、府中競馬正門前というのは京王線の東府中から分岐する競馬場線という支線の終端駅で、東京競馬場へのアクセス路線として1955年に設置された。競馬開催日とそうでない日の運用形態が大きく異なるのが特徴で、平日は2両編成のワンマン電車がわずか0.9kmの1駅間をのんびりと行き来する一方、開催日は大幅に増発され、10両のフル編成により新宿への直通運転が行われている。今日のような平日日中帯は20分毎の運転なので、タイミングによっては次の電車を待つより近隣の駅まで歩いた方が早く、東府中には約15分、府中は約10分、JRの府中本町にも15分で行ける。府中市というのは多摩地区で2番目に駅が多く、5路線14駅もあるので郊外としては便利な方だと思う。八王子市は22駅あるが面積が広すぎて利便性は高くない。ちなみに23区を含めた場合、東京で最も駅が多いのは世田谷区の39駅だそうだ。
まあそんなことはどうでもいいんだが、府中競馬正門前に到着したのは11時半。駅近くのお馴染さん(こちら)に会うことは叶わず、最初に見かけたのはフェンスの向こうの茶トラだった。
誰かと思ったら、この近くに住む馴染の茶トラだった。いくら呼んでも出てこないので、フェンスの金網越しにiPhoneのカメラで撮影してみた。プレビューでは露出オーバーのような気がしたが、RAWで撮った画像はあとから調整が利くので、それなりに一眼レフの代わりを果たしてくれる。ただしiPhone(第二世代SE)のカメラは広角端しか使い物にならないのが玉に瑕だ。
とある路地でお昼寝中のモノクロ姐さん発見。これは分かりにくすぎて超上級レベルかも。
さすがに物置の屋根までは背が届かないので、両手でカメラを掲げ、液晶画面を手前に倒してライブビューで撮影。先日ようやく発売されたPENTAX K-3 Mark IIIは画面がチルトしないので、いくら評判が良くても俺にとっては使い物にならない。
今日会いたかったもう一匹。去年11月以来だけど元気そうで何より。
黒白は猫待ち顔。教えてやりたいのは山々だけど、あいにく俺は猫の言葉が分からない。
ようやく出てきたと思ったのも束の間、先を急ぐ相方を追いかけて、ごろーんでアピール。ていうかあの茶トラ、キンタマが見当たらないけど、もしかしてメスだったの?
転がる黒白の尻尾の下には可愛らしいものが見え隠れしている。今まで俺、こっちがメスで茶トラがオスだとばかり思ってた……。
最後に立ち寄ったのは、崖線沿いの猫拠点。階段下からこちらを見つめる黒い影あり。
いつも逃げられてばかりの黒だが、慎重に接近した結果、今日は何とか持ち堪えた。