昨日は雨のため不本意な結果だったが、今日はよく晴れて青空が広がった。風は強かったものの、太陽がそれに打ち勝っているような感じで、横浜では13.6℃まで上がった。
普段このブログで紹介している気象データは、基本的に八王子のアメダス情報だが、今日に限って横浜なのは、夜勤明けに横浜の外れまで行ったからだ。しばらくご無沙汰だった鶴見線沿線の猫たちに会いたかったので、少し無理したのだった。
9時半すぎに職場を出て。尻手あるいは川崎を経由するつもりで南武線の上り電車に乗っていたら、人身事故で京浜東北線が止まっているとの車内放送があった。川崎経由は絶望的となり、尻手から南武支線だと30分待ち。夜勤明けにこんな遠くまで来て待たされるのはイヤなので、尻手で降りて、目的地までタクシーで移動した。
目的の駅に着いたのは11時半すぎ。構内に入ってみると、見覚えのある鼻黒の黒白が日に当たって寛いでいた。
元気そうで何より。ずっと気になっていたんだけど、何しろ来にくい場所だし、去年は南武線猫行脚を優先していたので、こいつに会うのは1年7ヶ月ぶり。前回会ったのは夜だったなあ(こちら)。
恐らく潜んでいるであろう茂みに向かって舌を鳴らしたら、案の定、黒いのが出てきた。尻尾の先が白い、人懐っこい黒だ。
お昼寝を邪魔されたからか、今日はご機嫌斜めの様子。一声鳴いて茂みに戻ってしまった。
茂みにはほかにも何匹かの気配があったが、どう頑張っても反応がないため、来た電車に乗って次の駅に移動。臨海工業地帯の殺風景な駅前通りに、1匹の猫が佇んでいた。
早く会社を出たつもりだったけど、もうお昼すぎ。眠い時間だよなあ。
駅に戻って時刻表を見ると、次の電車は2時間後。仕方がないので今度は徒歩で移動した。ひっきりなしに行き交う大型トラックの埃にやられて、道端の無人駅に駆け込むと、隣接する工場の屋根からこちらを窺っているのがいた。
帰りの電車に乗るため浜川崎駅に向かったが、この辺りは大きな工場が林立していて、まともに公道を通ると大変な遠回りになってしまう。そんな地元の事情を考慮してか、某巨大製鉄所が構内通路を一般に開放しているので、ありがたく通行させてもらうことにした。
他所様の敷地とはいえ、通る以上は猫を探すのが俺の使命だ。不審に思われない程度にきょろきょろしながら歩いていると、従業員の福利施設と思しき瀟洒な建物で猫発見。
どうやらここはカフェのようだ。うちの職場もでかくて広いけど、カフェも猫もないんだよな。羨ましいなー。
某巨大製鉄所を抜けて、さらにとぼとぼ歩いていると、フェンスの向こうで3匹の猫が寛いでいた。
まだあどけない顔立ちの三毛。フェンスの下10cmほどの隙間から撮っているので、おじさん腰が痛いよ……。
駅に着いてみたものの、次の電車は30分後。商店もない工業地帯では猫を探すくらいしかすることがないため、猫を探していると、駅舎の裏に1匹いた。ご飯中のようだね。