今朝は雨の予報だったので端から寝坊するつもりでいたが、夜間頻尿により5時に目が覚めただけでなく、降っているはずの雨も降っていなかったので、いつも通り仕度して6時前に家を出た。
玄関先で空を眺めてみると、わずかに青空が覗いているくらいの天気で、散歩には支障なさそうだったが湿気がひどく、あまり長い距離を歩くと消耗しそうだった。中庸なコースということで中野島~登戸を歩くことに決め、からし号を繰り出す前に近所の猫路地を覗いてみると、地面で武蔵が転がっているところだった。
正面からカメラを向けるとイカ耳になるので、試しに横から撮ってみた。これなら何とかなりそう。
散歩開始は6:20。猫拠点となっている駐車場に行ってみると、日に当たっている猫と隠れている猫を発見。どちらを先に撮ろうか迷っているうちに、日に当たっている方は逃げてしまった。あの子は臆病で歯が立たないんだよなあ。
湿度は高いが気温は27℃ほどで、猫にとっては過ごしやすい朝。毛繕いは今のうちに済ませておく算段だね。
車の下へ逃げ込んだサビと入れ替わりにクリームが出てきた。相変わらずここは猫の巣窟だな。
こいつも車の下へ逃げ込んだが、日差しの魅力には勝てなかったようだ。5分粘って上半身(?)だけ出てきたところをすかさず撮影。
気配を察して現れた鉢割れ茶トラ白。楽しくなさそうなことを悟って歩みを止めた。
学校裏の黒白に似た感じの子。親近感が湧くな。
横から見るとこんな感じ。見つかりにくい場所のつもりだろうけど、俺の猫サーチパワーには敵わないと思うんだ。
触れ合ったことはまだないが、時間をかければ懐く子だと思う。なぜそう思うのかというと、呼ぶと近寄ってくるから。
ちょうどこのころ、iPhoneのアラームが鳴り、時間雨量53mmという非常に激しい雨が降るとのメッセージが届いた。雨雲レーダーを見ると、禍々しく真っ赤に塗られた雲が頭上に迫っており、カメラを構えて茶トラ白と対峙しているうちにも、強い風に細かな雨粒が混じり始めていた。つい先ほどまでは青空が見えて、日が差すこともあったのに、台風9号に吹き込む湿った南風が、急激に発達した雨雲を押し上げているのだった。登戸駅に駆け込む前に、せめて線路端の三毛ちゃんに一目会いたいと思ったものの、数分もしないうちに豪雨となって断念。三毛ちゃんどころか駅にたどり着くこともできず、しばらく足止めを食うことになったのだった。
今日はこれでおしまい。