台風9号崩れの温低一過となった今日は、この季節には珍しく西高東低の気圧配置となり(元台風9号が東の低気圧、ウランバートル付近に西の高気圧)、南アルプスを越えて吹き降ろす西風がフェーン現象となって気温が上がった。八王子では今シーズンぶっちぎりの39.0℃を記録したが、幸いなことに今日は日勤だったので、灼熱地獄の中を歩かずに済んだ。とはいえ、もし今日が夜勤で真っ昼間に散歩したとしても、空気が乾燥していたので、死ぬほど辛いことにはならなかったように思う。この10年で最も「アツい」猫散歩だったのは、2018年7月23日の39.3℃(青梅で40.8℃)で、この時は薄雲がかかっていたにもかかわらず、湿度が高かったのでかなり消耗した。
散歩をスタートした6時半ごろの気温は28℃で、前述のように湿気もあまり感じなかった。猫も東向きで日に当たっているので、風を爽やかに感じているようだ。
目を覚まして頭をもたげた。俺は気配を消すのが本当に下手だな。
あれこれ気を引いてみたが、どう頑張っても車の下から出てこない。呼ぶと返事するのになあ……。
夜通し吹いていた強い風のせいで空気が澄み渡り、コントラストが強烈。しかも日陰の黒猫だから、写真を撮ってもどうせ見えやしない。
今日の散歩コースは昭島から某巨大神社まで。しばらくぶりの緩い坂道を下りていると、行く手の日陰に小柄な猫が佇んでいた。
あの子は1年ぶり。去年の8月4日、この家の裏庭で見かけたんだった。
毛色は茶トラ白に分類したが、もしかしたら茶霜降り白かも知れない。涼しくなったら確認しにまたくる。
今日は仕事帰りに黒煙ちゃんと武蔵を見かけた。からし号で通りかかると、武蔵は怖がって隠れてしまうが、黒煙ちゃんはまったく気にしない。
今日の日の入りは18:37。まだ30分ほど先だが、建物に囲まれた細い路地はだいぶ暗い。日勤の帰り道に写真を撮るのはそろそろ限界だろうな。
日勤は金曜日まで続く。寝不足気味なので明日か明後日は散歩をお休みするかも。