延長を重ね、7月12日から続いてきた緊急事態宣言が明日ついに解除される。国全体の統計を見ると、昨日時点の新型コロナワクチン2回接種率は58.7%だそうで、俺も妻もその中に含まれていることは本当にありがたい。特に妻は基礎疾患を持っており、感染した場合の重症化は避けられないと思っていたので、2回目の接種から2週間経過した時は心底ほっとした。俺自身は感染した時の心配よりも、早くワクチンパスポートを発行してもらって台湾に行きたい気持ちが強いが、こればかりはそれぞれの国が一定の成果を出してくれないと先へ進まないので、まだしばらくは我慢しなければならない。しかし一方の国内旅行については、誰もが長い間お預けを食わされていたこともあり、これから秋の行楽シーズンにかけて確実に需要が爆発するだろう。第6波とされる感染者増は避けられないと思うが、その時の推移グラフがどのような形を描くのか。期待されているように感染者の増加率や重症化率が減少し、病床も逼迫しなければ万々歳。そうでなければ振り出しに戻りだ。これは壮大な社会実験でもあると思う。
他県に出るのは通勤の時だけという自分ルールもとりあえず今日までなので、今朝の散歩は埼玉県所沢市のとある猫拠点を訪ねてみた。明朝には台風10号が接近するとのことで、すでに曇りがちではあったが、ねぐらの民家に向けて舌を鳴らすと、いつものメンバーが勢いよく飛び出してきた。
ここに来るのは8月1日以来。無事に夏を乗り切ったようで何より。
三毛ちゃんの毛並みは今日もきれい。初めてこの子に会ったのは2014年10月で、間もなく7年になるが、いつまで経っても若く見えるのは、みんなに可愛がられているからだろうな。
3匹の中でいちばん落ち着きのあるクリーム。お腹が空いているらしく、珍しく鳴いて催促している。
茶トラも三毛ちゃんと同じ日に出会った子(こちら)。当時この辺りには年格好の近い猫が何匹もいたので、今になって考えればみんな兄妹だったのかも知れない。例えばこの子やこの子、この子など、可愛らしいのばかり揃っていた。
そろそろ時間だから行かなくちゃ。モデルになってくれたお礼に美味しいのを少しあげるね。
職場と真逆の方向に埼玉県まで来るとなると、散歩に充てられる時間は1時間半が精一杯。急ぎ足で元来た方へ戻ろうとするが、この辺りは猫住宅街なのでいちいち足止めを食う。
海老のように背中を丸めたキジトラ。ここもご飯はまだみたいね。
ここのところ朝晩冷えるので、もう冬毛に生え換わったのかな。台風が行ったらしばらく暑いらしいよ。
県境の川を渡り、東京都に入って間もなく、砂利の駐車場にキジ白が佇んでいた。
涼しい目元がカッコいいキジ白。このあとさらに吊り目の黒白に会えることを期待していたが、残念ながら叶わなかった。