今日の散歩は南武線の武蔵溝ノ口から津田山という珍しいコース。武蔵溝ノ口駅を利用するのは2014年6月の南武線猫行脚以来で、その前となると恐らく1985年まで遡るのではないかと思う。
1985年にこの駅を利用していたのは、俺が上京して最初に住んだのが田園都市線の青葉台だったことと、当時付き合っていた女の子の家が武蔵新城にあったことが理由だ。仕事を終えたあと神谷町の駅で待ち合わせて、途中まで一緒に帰るのが当時の日課になっていて、その際の経路が中目黒〜武蔵小杉経由で南武線に乗り換え、武蔵新城で彼女に見送られたあと、溝の口から田園都市線で帰途につくというパターンだった。
この駅はJR(武蔵溝ノ口)と東急(溝の口)で名称が異なっており、加えてこの辺りの地名が「溝口」であることから表記上の混乱を招きやすい。JRの駅名は播但線の溝口駅と被らないよう旧国名の武蔵を冠したもので、東急が「ノ」を平仮名にしたのは沿線の不動産開発に伴うイメージ戦略と思われる。ちなみに駅前のバス停名は川崎市営バスが溝口駅前、東急バスが溝の口駅となっており、各機関とも協調する気はゼロのようだ。
溝ノ口周辺の新規開拓区間に猫は見当たらず、既存の散歩コースで道草を食っていた黒が1匹目となった。
立ち去ろうとする黒を引き止めて背後から1枚。金色に光る背中を見て驚いたけど、あれはきっと転がった時についた砂だね。
定点の猫アパートで久しぶりに猫発見。給湯器の上でお尻を温めているね。
俺は背中にホカロン貼ってるから大丈夫。それより今給湯器が壊れたら住んでいる人が悲惨なことになるから、飛び乗る時は気をつけた方がいいと思うよ。
さっきの三毛よりも格段に警戒心が強く、一度見失って次に見つけた時は屋根に上っていた。
再び新規開拓区間。行く手の空き地で茶トラが三つ指を突いていた。
水道メーターの上でちょこなんとしている。猫って蓋に乗りがちだよな。
茶トラにありがちな鼻のほくろが目立つ子。若く見えるけど意外にそうでもない?
痩せぎすのキジ白は緊張気味。カッコよく撮るからちょっだけ我慢してねー。
茶トラはいくら呼んでも出てこない。ここには今後も来ると思うので、その時にまた頼むよ。
あれ? いつものスレンダーさんかと思ったら、茶トラ白がほかにもいたのね。
現場では初めての子だと思い込んでいたが、帰宅してから調べたら、去年1月に撮った写真が1枚だけ残っていた(こちら)。スレンダーさんとは姉妹なのかも知れない。