18時すぎから降り出した雨は一時非常に激しくなって、府中アメダスでは19時までの1時間に49.5mmという降水量を観測した。固定的に設置された数値でこれだから、局所的にはその倍ぐらいの雨が降っていたのではないかと思う。風が冷たかったので、ぐっと涼しくなることを期待していたが、18時からの2時間で3℃ほどしか下がらなかった。
ちなみに府中のアメダスは東京農工大学(府中キャンパス)の農場に設置されている。俺が入団したころの吉祥寺方面吹奏楽団にはここの学生が多く、コンサートが近い時などに、小金井キャンパスの教室や講堂で練習させてもらったことが何度かある。当時は規則が緩く、楽器の練習はもちろん、七輪で魚を焼いたり酒を飲んでも何も言われなかった。今はどうなっているか分からないが、酔っ払った学生がアメダスの雨量計にゲボして、「記録的な豪雨」を観測したという伝説もあるそうなので、きっと自由闊達にやっているのだろう。
今日の仕事帰りは登戸から中野島まで歩いた。天気のいい土曜日で人出が多かったせいか、猫的には芳しくなく、道中見かけたのは3匹に留まった。
アパートの縁側で伸びていた大白斑の三毛。年に数回の頻度で見かける子。
鬱蒼とした日本家屋の前栽に若い猫が佇立していた。この毛色はちょっと微妙だけれど、3月に見かけた時はキジ白に分類した。光の加減でだいぶ見え方が変わるものだね。
引いた写真を撮ろうともたもたしているうちに、猫が入れ替わっていた。
こちらも何度が見かけたことのある子。タグは「クリーム」に分類しているが、厳密には、茶トラが希釈遺伝子(dilution gene)で薄まったクリームではなく、抑制遺伝子(inhibitor gene)でティッピングの生じたレッドシルバー(カメオ)だ。
もはや定番の構図となった近所の猫民家。今日は三毛3号が寝ていた。
明日は一日だけのお休み。外には出ないで家の猫たちと遊んで過ごそうかな。