春の猫草シーズンを迎えるにあたって、今年はいつもの燕麦ではなく、トウモロコシの原種とされるテオシントを蒔くことにした。テオシントの種は飼料用として雪印種苗から発売されているが、なぜか一般消費者向けに小売りしている店が見つからず、やむなくebayで注文してハンガリーの業者から届くのを待っているところだ。燕麦の種がまだたくさん残っているのに、なぜわざわざ違う植物にするのかというと、以前見かけた三毛猫がトウモロコシの葉を美味しそうに食べていたからだ(こちら)。テオシントは陽生植物なので栽培できる季節は限られているが、燕麦よりも丈夫で、暖地においては日本の飼料作物の中で最も収量が得られるそうだ。 トウモロコシと違って種子が非常に硬く、茹でて食べたりはできないが、炒ればポップコーンになるそうなので、人間の楽しみも増えて一石二鳥になることを目論んでいる。ただ一つの懸念点は、昨今の世界情勢にあって、ハンガリーからの国際郵便が無事に届くのかということだが、こればかりは極東の一市民が心配してもどうにもならない。
今日は妻とともに朝から平山へ出かけて、そのついでに猫ヶ丘を中心に10kmほど散歩したのでだいぶくたびれた。猫の方はぼちぼちという感じだったが、会いたいと思っていた三毛に初っ端から会えたのはラッキーだった。
民家の裏窓に張り付く三毛。雨戸が開いてしまうと、こういう佇まいは見られない。
もう少し天気が良ければ、せっかくの毛並みをもっときれいに撮れるんだけどなあ。
警戒心をあらわにするキジ白。うちのサチコと似たような柄なんだから、もう少しフレンドリーにお願いしますよ。
今日は動きたくない気分だったみたい。いくら呼んでも2階のベランダ止まり。
定点の猫民家前には茶色いのが1匹。その後方にはすらたこら逃げるクリーム白の姿も見える。
臆病な茶トラはどう頑張っても5m以内に近寄らせてくれない。茂みの手前からズームを効かせて何とか1枚。
一方こちらは白斑のないただのクリーム。塀と民家の隙間に佇んでいた。
いつもならこんなに近寄れない子。塀越しだったのが良かったのかな。
1年2ヶ月ぶりに見かけて、嬉しさのあまり駆け寄ったらこの有様。こいつはカメラを向けると酸っぱい顔になって目を閉じてしまう。
ちょうどそこへゴミ収集車がやって来て、極めて珍しいシーンに遭遇した。何とスッパニャンが目を見開いて、酸っぱくなくなったのである。君ってば意外にカッコ良かったのね。
所用を済ませて帰ってきたのは正午前。駐車場の定位置でお昼寝している姿が見えた。
こいつには何度も会って、ずいぶんお世話になっているけど、なかなか触れるほどは懐いてくれないなー。
帰宅して窓を開けると我が家の2匹が外へ駆け出して行った。春らしくなるにつれて積極的に日に当たりに行くようになってきたなあ。
痩せたように見えるサチコだが、この冬、体重は3.5kgほどを維持してほとんど変わらなかった。もう少し暖かくなったらまた台車で出かけて、運動するように促したいと思っている。