昨日の夕方、仕事が終わる少し前に京王稲田堤で人身事故があったらしく、帰りの電車で運用変更が相次いだせいで、自宅へたどり着くのにえらい時間がかかった。特に調布で乗り換える際、いつもならエスカレーターで一つ上の階に行き、2番ホームから特急に乗るという行動がパターン化しているので、何も考えずその通りに乗り換えた電車が橋本行きだった時は夢でも見ているのかと思った。
そして今朝は6時前から多磨霊園~東府中で人身事故。府中で折り返し運転していたので、下り列車は数分程度の遅れで済んでいたが、聖蹟桜ヶ丘から乗るつもりのバスには間に合わず、猫散歩は初っ端から乱調だった。9時に始まる日勤に間に合わせるため、コース変更とシェアサイクルでの移動を余儀なくされたが、歩行者道路や遊歩道が立体的に入り組む多摩ニュータウンは、土地勘がないと効率的に回ることが難しい。一本隣の路地へ移動しようにもいちいち高低差があり、行けると思った道が階段だったりするから油断ならない。斜面に設けられたスロープを探して迂回するのも面倒で、途中から自転車を担いで階段を上り下りしたため、仕事前から疲れ切ってしまって今はひたすら眠い。なお猫の方は何匹かの知り合いに会えたので以下に紹介しとく。
1匹目はご飯待ちのキジ白。今朝のコースはこの子に会いたくて選んだこともあり、8ヶ月ぶりに会えてとても嬉しい。
このコースではもう1匹、顔見知りの茶トラ白にも会いたかったけど、そちらはあいにく不在だった。次の機会はいつになるかなあ。
もともとこの子やその仲間たちは、ここから何軒か離れた古い民家をねぐらにしていた。冬の寒い朝などは給湯器の上でおしくらまんじゅうしていたものだが、ここ1年ほどでみんなこちらへ引っ越したらしく、元の家で猫を見ることは皆無になった。この子もカメラに収まるのは去年7月下旬以来。
池のほとりの公園を覗いてみると、目ざといボスが茂みからこちらを見返していた。
王蟲的佇まいのボスは毛並みがつややか(本人比)。誰かが面倒を見ているのかも知れないけど、こいつに触れる人っているのかな。
茂みの外には娘もいた。いつも見かけるのは2匹いる三毛のこちらで、この子は俺が訪ねて行ってもあまり出てこない。
性格もこちらの方が大人びている。生まれてきたのは同時でもお姉ちゃん気質?
今日のゴール地点(というか自転車返却地点)は京王堀之内駅を想定していたが、そこまで行くなら職場近くの団地まで乗って行った方が効率的なので急遽行き先を変更。返却のついでに妹ちゃんのねぐらを訪ねてみた。
これは舌打ちに反応して飛び出してきたところ。
ここを訪ねるのはもっぱら夜勤明けで、今日のように日勤前に来るのは初めて。まあ夜勤明けといっても9時半前だし、今と1時間も違わないからさして変わらないんだけれども。
でも心なしかいつもより懐いてくれるような気がする。猫は朝早い方が機嫌がいいね。
今日の猫はこれでおしまい。明日から23日まで四国・台湾猫旅に出るが、いつもと違って今回は東京から夜行列車に乗るので、明日は時間が許せば出発前に普段通り更新して、明後日以降は事前に用意しておいた記事を19時に予約投稿する予定。戦前の連帯乗車船券みたいに「東京より嘉義まで」の切符を発券できたらロマンチックなんだけどな。