今日は弊社の役席が寝坊して、部下からの電話で目覚めるという失態を演じたため、俺を含む夜勤明けの2名が残業してカバーした。いつもより遅くなった退社時刻は夕食後の今も引きずっていて、猫探しの散歩はもちろん、帰宅後の仮眠からブログの記事作成まで、すべてがきれいに1時間押しとなって現在に至る。俺もたまには思う存分寝坊したいが、夜間頻尿がひどくて、したくてもできない体になってしまった。ちなみにこの場合の夜間とはもっぱら就寝中のことで、夜であっても勤務中にトイレが近くならないのは人体の七不思議だと思う。
日中の散歩が1時間遅れるというのは割と影響が大きい。夜勤明けで体力が失われているだけでなく、猫たちがお昼寝タイムに入ってしまい、見えないところに隠れてしまうからだ。なので今日はあまり頑張らずに、その代わりちょこっと寄り道して帰ることにして、京王よみうりランド(という名の駅)から散歩をスタートした。寄り道するのは稲田堤のとある農家で、そろそろシーズンとなったのらぼう(という名の地場野菜)が販売所に出ているか偵察に行くのである。
職場を出て最初に立ち寄ったのはいつもの団地アパート。バス待ちの時間を猫と一緒に過ごせる憩いの場所だ。
だいぶ懐いてくれたけど、まだ少しおっかなびっくり。大振りな動作をすると驚いて隠れてしまう。
猫の方は予想通り不調で、のらぼう販売所に至るまでの40分間はからっきし。お昼寝タイムに入ったなら、それを逆手に取ればいいと思い、白の住む民家の裏へとやって来た。
息を吹きかけたら抗議の一鳴き。やっぱりお昼寝ではなかったか。
こういう場所は逃げられがち。あの白が6年ほど前に見かけた2匹のどちらかなら嬉しいが、こう警戒されては確かめることもできない。
散歩のついでに昼食を済ませて帰着したのは14時前。短い散歩で満たされない思いをいつもの駐車場で補った。
3日前は車の下に隠れてしまったけど、今日は起き上がってこちらの様子を眺めている。猫って会うたびに反応が違うので、懐いているのかいないのかよく分からない。
のらぼうは無人販売所に1把だけ残っていたが、猫を構って5分後に戻ったらなくなっていた。この野菜を待ち侘びている人は多く、店先に並んでもあっという間に売れてしまう。まだしばらくシーズンは続くので、誰も遅刻しない日にまた挑戦してみる。