ネットワーク上のコンピュータ間でデータを連携するようなシステムは、今日のような長期連休の狭間にしばしばエラーを起こす。不注意なエンジニアが営業日設定を間違えて、動くべきファイル転送ジョブが動かず、受け手のコンピュータが誤動作する(あるいは期待した動作をしない)といったことが起きるからだ。たいていの場合は10回ぐらいリトライして黙るが、それが同時多発的に起きるとてんやわんやの大騒ぎになる。のんびり過ごすつもりの夜勤が予想外の忙しさになってしまい、まだブログの文章も書かないうちから疲れ切って現在に至る。
散歩の方は拝島方面の知り合いを訪ねた。連休明けから日勤が続くので、夜勤前じゃないと行きにくい場所を優先して選んでいるが、そもそもそういう場所はあまりないので、距離だけが嵩みがちだ。今日は拝島のほか、立川市の外れにある巨大団地にも足を延ばしたが、あいにくそこでは1匹の猫にも遭遇しなかった。
遠くの壁際に猫影を認めたのは散歩開始から1分後。砂利の駐車場だと足音で逃げられるかな。
閑散とした路地で、キキでもジジでもない単なる黒白が惰眠を貪っていた。
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最近まで気づいていなかったが、実はこの子にはかなり古くから会っていて、初回は2011年9月に遡る。当時の写真を見ると表情にあどけなさが残っているので、恐らくこの子は2011年春の子猫で、今年11歳になるものと思う。
猫影の濃い一帯に差しかかって、最初に遭遇したのはいつもの灰色だった。
出現率は割と高く、10回行けば3~4回は会える子だが、なかなか懐いてもらえないのが切ない。
定点の猫マンションを覗いてみると、常駐のキジトラが廊下で寛いでいた。
目の前には面倒を見てくれる人の部屋がある。ドアが開くのを辛抱強く待っているのだろう。
ひと月前、桜の時期にも訪れたばかりの児童公園。すっかり緑が濃くなって、藤の花も見ごろを過ぎていた。
桜の時期はそれなりに人出があった公園も、今は猫ぐらいしか動くものがない。以前は夏休みになると子供たちが集まってラジオ体操をしていたが、コロナが広がってからは中止されたままになっている。
3月末に会った灰色子猫がどのくらい成長したかと思い、5週間ぶりに訪ねてみると、自宅を覗くまでもなくフェンスの向こうからこちらを眺めていた。
一方の灰色は光の加減なのか、以前と印象が違う。こんなにいかつい顔つきだったっけ。
まあ元気に育っているなら顔つきはどうでもいいけどね。ちなみに初回は1月上旬だった。
母と思しきキジトラが自宅の庭で目を細めていた。子供たちに手がかからなくなってきて、自分の時間を過ごせるようになったようだ。