不調な峠越え


日野市の猫

 昨日の散歩で会った猫が言っていた通り、今朝はとても冷え込んで、未明の3時台には1.9℃まで下がった。それでも晴れてくれれば、日差しを求める猫たちがわんさか出てくるだろうと思い、期待して仕事を片付けて外に出たら、あいにくの曇り。今日は京王堀之内駅から自宅まで、ぶらぶらしながら6kmほどの山越えの道を踏破したが、道中会えたのはたった1匹で、しかも1枚撮った直後に見えなくなるまで逃げてしまった。残念な結果ではあったが、その気になれば職場から家まで歩けることが分かったのは収穫だった。
 分水嶺に至るまでの間に唯一見かけた猫はこちら。舌を鳴らして呼んだら、3秒だけ止まってくれた。
八王子市の猫

 残りの猫はすべて峠越え後。我が家はほぼ平地に建っているが、裏側(山側)はきつい勾配になっていて、近所とはいえ軽々に出歩く気にはならない。しかしそこは猫の楽園でもあるのだった。
日野市の猫

日野市の猫

 毛並みがいいから飼い猫かな。
日野市の猫

 家に向かって坂道を下りていると、道端でうだうだする猫発見。
日野市の猫

日野市の猫

 泥棒鉢割れの茶トラ白にいざなわれて(逃げたのを追いかけて)、たどり着いたのは猫の集会場になっている近所の荒れ地。今日は草むらに2匹の猫がいた。ただし1匹はとても分かりにくいかも。
日野市の猫

「僕のうしろにいるよ」
日野市の猫

 山側の斜面からこちらを眺めているのもいた。
日野市の猫

日野市の猫

 まだ若い感じのクリーム白。英語圏ではこの手の毛色をジンジャーと呼ぶそうだ。
日野市の猫

 確かに生姜色だけど、「生姜トラ白」とか言うのは語呂が良くないな。
日野市の猫

 その並びには、姉か妹と思しき二毛もいた。
日野市の猫

 訝しんでいるな。近所のよしみで一つ頼むよ。
日野市の猫

「何をだ?」
日野市の猫

 ここまで来るとかなり猫影が濃く、すでに何匹もスルーしている。数は多くても、農家の広い敷地の奥にいたりするので、なかなか写真が撮れないんである。何とか絵になりそうなのが1匹いたので、今日の締めはこの子にお願いしようかな。
日野市の猫

 この子はやや長毛で、立派な耳毛が印象的だった。
日野市の猫

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