今日の最高気温は27.7℃と昨日より3℃高いだけだったのに、猫探しの散歩は昨日よりもずっとキツく感じた。その3℃の差で体感的に大きく変わるのか、それとも湿度がだいぶ違っていたのか、あるいは夜勤明けで疲れていたからなのか、はっきりした理由は分からない。面白いのは猫たちの反応も昨日とは違っていた点で、今日は大部分が日陰の涼しいところに隠れて伸びていた。
仕事帰りの散歩コースは短めの甲州街道〜日野にした。このコースの途中には立派な鯉のぼりを上げる家があって、ついでに見物しようと思い立ったからでもあるが、あいにく今日はほとんど無風で見応えは今いちだった。
今日は立夏でもあり、これからの季節は写真に写っている猫が余計分かりにくくなってくる。目を皿のようにして探してみて。
暑くてしゃがむのも億劫なので、ちょいと出てきてくれるとありがたいんだけど、こんな日は猫も動きたくないみたいね。
これは分かるでしょう。鉄道写真ではなく猫写真なので念のため。
日なたを避けてはいるが、完全に伸び切っているわけではない。真夏になったらこれより10℃上がるからなあ……。
車の下の麦わらは外に出てきた。お土産を期待させちゃったみたいで申し訳ないけど、あいにく今日は切らしているんだよ。
この子は今、機嫌が悪い。若いキジ白に縄張りを侵され、威嚇して追い払った直後なのだった。
「この辺は猫密度が高いからね。油断も隙もあったもんじゃないわ」
忙しそうにしているところを呼び止めて、何とか1枚。運動能力が高そうな体つきなので、サビ子の強力なライバルになるかもね。
あれは顔見知りの鉢割れクリーム。ここまで出張ってくることもあるんだな。
クリームとはいっても、希釈遺伝子ddで茶色が薄まったのではなく、ティッピングで毛の生え際が白く抜けたタイプだと思う。希釈色+ティッピングの可能性もあるが、その場合はもっと薄くなると思う。
「何だか暑いなー」という顔つき。日陰で寝ているつもりなんだろうけど、影が動いてお尻に日が当たっている。
もう1匹はこちら。念のため呼んでみたけど、まあ出てこないよね。
散歩を終えて、立川経由で帰宅したのは13時半近く。こんな時間には珍しく、黒煙邸のはす向かいにクロエさんが座っていた。
ただお互いに見つめあうだけで、身体的な接触はほとんどなかったと思うが、この子や武蔵と黒煙ちゃんとの関係は俺が想像するより深かったのかも知れない。それとも、ごくたまに出てくる相方の三毛や黒白を待っているのかな。