路地を行ったり来たり


小平市の猫

 今朝の散歩に選んだ新小平〜武蔵大和(10.1km)は特に行きたいというほどの場所ではなかったが、単に武蔵大和という駅名が軍艦みたいでカッコいいという理由から、休日を利用して赴いてみることにした。以前住んでいた拝島や新秋津(秋津)で西武鉄道を利用する機会は多く、路線図もそれなりに頭に入っているつもりだが、武蔵大和が所属する多摩湖線をはじめ、国分寺線、拝島線などは乗り入れ運用も含めカオス的で、このエリアだけは未だに完全には覚えられない。というかこの鉄道会社、そもそも所沢における新宿線と池袋線の上下方向が逆という点で頭おかしいので何とかした方がいいと思う。
 それはそうと今日の猫は中途半端な数で、一度には載せ切れず、かといって二回に分けるには物足りないという結果だった。今日は疲れが取れていないので、そのうち前半の4匹だけ紹介して残りは明日に回す。ちなみに後半は5匹の猫が登場する予定。
 ここは和光勤務時代の通勤路。うるさい車やバイクが入ってこない細い路地は猫が頻繁に行き交う。
小平市の猫

 ただしこの路地、もともと畑だった時の畝道がそのまま通路になっているので、一区画がやたら細長い。しかも途中に横丁がないので、猫が隣の路地へ逃げてしまうと300mも迂回を強いられる。これを何度も繰り返すと心も体も疲弊してきて辛いのである。
小平市の猫

 そんなわけで15分以上かかってようやく撮れたのがこの写真。昔もここで猫のあとを追って何度も遅刻しそうになったっけな。
小平市の猫

 例えばこの場合、庇に猫が乗っかっている家までの直線距離は20m。しかしその路地へ移動するには270mも歩かなければならない。
小平市の猫

小平市の猫

 君たちは縦横無尽に移動できていいよな。
小平市の猫

 次の猫もサビっぽい。
小平市の猫

小平市の猫

 戦前は軍事関連施設が多かったせいか、今でもところどころに国有地の空き地が残り、それらは格好の犬の散歩コースになっている。木の下で寛ぐサビに、うんこを踏まずに近寄れるかどうか……。
小平市の猫

 近寄った。
小平市の猫

小平市の猫

 サビの傍らには赤茶けたキジトラもいた。何となくうんこ臭い草むらを出て靴の裏を確認したあと、次なる猫に会うべく散歩を続行した。
小平市の猫

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