夜勤が明けて外に出てみると、やや雲は多かったものの、青空が見えて気温もほどほど。こんな日に散歩しないのはもったいないので、台湾猫旅の7回目は明日載せることにして、今日は横浜線の相模原から橋本まで歩くことにした。あやめちゃんに年越しの挨拶をしたくて選んだコースだが、写真撮影の方はいつも使っているPENTAX KPが修理中のため、3世代前のフラッグシップ機であるK-5を持ち出している。ボタンのアサインをすっかり忘れていて、もたもたしながらの撮影となった。
あやめちゃんは、よそ見しながらシャッターが切れるのを待っている。
この時、iPhoneのアプリがぴろんと鳴って、雨の近いことを知らされた。マジかー。
待ちくたびれたあやめちゃんは、敷地の奥へ引っ込んでしまった。あのぷっくりしたヒゲ袋がたまらないんだよなあ。
その後、空にわかにかき曇り、強い北風とともに雨が降ってきた。散歩を断念するほどの強い雨なら、タクシーを呼んでとっとと帰るが、何となく歩けてしまうレベルで、生殺し状態のまま次の猫に遭遇。
雨は30分ほどで止み、今度は急激に明るくなってきた。ジェットコースターのような天気だが、細い路地にはまだ日差しが届かない。
茶色いのは即座に逃亡。キジ白は香箱を組んで日差しを待っている。
相模原を10:57に出発し、6.1km歩いて橋本に到着したのは12:19。帰宅するには京王線に乗らなければならないわけで、片倉か八王子で乗り換える必要があるが、先日見つけた猫拠点を覗いてみたかったので、今日は片倉を選んだ。
すっかり日差しの戻った猫拠点。散切り頭の黒白が日なたぼっこしていた。
三船敏郎の素浪人みたいな頭なので、仮の名前を付けたいところだが、あいにく滅多に会わない子。
窓辺にジャンプしようとしていた三毛ちゃん。植え込みの枝が邪魔して飛べないみたいね。
挙動が幼いので子猫かと思っていたら、意外に大きな体つき。帰宅して調べたら今月3日にも会っていた。
今日の猫はこれでおしまい。久しぶりに使ったK-5は、発売から9年経った今も充分使える性能だったが、KPと比べて不便に感じたことは、データの書き込みが遅いことと、手ぶれ補正が弱いこと。RAW+JPEGで出力しているため、書き込みの遅さは特に顕著で、試しにバッファがいっぱいになるまで連写してみたら、23連写の書き込みに26秒もかかり、しかも致命的なのはその間モニタが真っ暗になって、設定変更や写真の確認ができなくなることだ(撮影はバッファが空けば可能)。しかし描写は濃厚で、薄味なKPよりもこちらの方が好きだったりもする。モニタがチルトするなら、現役で使いたいくらいなんだがなあ。