今日は台湾出発前の最後の休暇で、散歩に行くかどうか迷ったが、結局どこへも出かけずに一日中引きこもって過ごした。最近は少しでも迷いが生じると、それに引きずられてそのまま休んでしまうことが多い。
散歩をお休みしても猫写真はたくさん残っていて、今日はその中から、先月30日の三浦散歩で出会った猫たちを紹介する。年に1〜2回の割合で訪れる小さな漁港には、たくさんの猫が生息していて、その多くがとても人懐っこい。一日中いても飽きないほどで、もっと頻繁に行きたいのは山々なのだが、あいにく我が家から三浦へ行くには2時間、市街地となるとさらにバスで30分近くかかり、もはや日帰りが億劫になるレベルだ。とはいえ、たどり着きさえすれば楽しいことは間違いないので、天気や休暇と睨めっこしつつ、7ヶ月ぶりに訪れたという次第。この日、前日から降り続いていた雨は止んでいたものの、明け方に八王子で9.7℃を記録するなど、この秋いちばんの冷え込みとなったため、地表付近の湿った空気が冷やされ、関東の広い範囲で濃霧が発生した。幸い、電車が遅延することはなく、久しぶりに乗った京急の特急は定刻の6:55に目的地へと到着した。
年に1〜2回しか来ない俺が言うのも何だが、あれはもはや定位置と言って差し支えないのだろうな(2017年10月の様子はこちら)。
急ぎ足の通勤客に撫でられながら給餌を待つキジ白。なお、2年前ここにいたのは別猫。
定点の猫海岸にたどり着いたのは30分後。大きな黒と小さな黒がいる。
このころになると霧はほとんど晴れていたが、富士山は霞んでしまって山頂がぼんやり見えるのみ。4本あったはずの椰子の木は、いつの間にか1本だけになっていた。椰子って風に強いと思っていたけど、台風19号がそれだけ強烈だったということかな。
手前の大きい方はとても人懐っこい子。右前足の小さな白斑に見覚えがある。いつの間にかお母さんになっていたのね。
なので、小さい方もきっと人懐っこいはず。ちょっとだけ遊んでおくれよ。
黒い家族はとても賑やか。動画はこちら。
しばらく遊んでいるうちに、黒がもう1匹現れて、少し離れたところに落ち着いた。あれは父?
黒が5匹の家族かな。奥の黒が父かどうか分からないけど、被毛を真っ黒にするのは劣性遺伝(aa)だから、子供が全員黒となると可能性は高い。
2匹は無邪気。怖がらないのはこの子たちだけで、残り1匹はどうやっても近寄らせてくれなかった。
臆病な1匹も時に我慢できなくなって、混ざってくることがある。
たくさん遊んでお腹が空いたのか、おっぱいタイムが始まって、その場はお開きとなった。俺もそろそろ漁港へ向かわないと、日が高くなって猫たちがお昼寝タイムに入ってしまう。そう思って海辺の道を歩き出したのだが……、
行く手を阻むキジトラ兄妹登場。新たな刺客に足止めを食って、漁港は再び遠のくのだった。
この日は漁港だけでなく、今日紹介した黒猫家族や、次回紹介予定のキジトラ家族など、色々な場所でたくさんの猫に遭遇した。次回以降は台湾旅行中に載せる予定なのでお楽しみに!