つつついに台湾行きのチケットをポチってしまってまだドキドキしている。ドキドキするいちばんの理由は3年半ぶりの訪台が楽しみすぎるからだが(来年3月予定)、燃料費の高騰と円安のダブルパンチで従来の倍以上の値段だったからでもあるし、昨今の国際情勢により本当に渡航できるのか疑っているからでもある。職場が異動になってからは平日に連休を取るのも難しくなり、色々交渉した結果、日曜日と祝日を絡めて何とか5日間の連休を確保した。休日の台湾はどこへ行っても激混みなので、今までは常に平日を選んでいたが、日曜日の午後からなら多少空いてくるだろうし、日本の祝日は台湾には関係ないので影響を受けることはないだろう。3年半で山積した「行きたい場所」を5日間の旅程でどう捌くかが今後の課題だ。
今日のところは大人しく都内へ出かけて、東京都完全制覇のコマを一つ進めるべく、西日暮里から上野までの6.9kmを2時間20分かけて歩いてきた。体力に余裕があれば台東区と墨田区の2区を片付けたかったが、明日も仕事なので抑え目にして今日のところは台東区のみ。これで23区のうち残っているのは墨田区、品川区、目黒区、板橋区の4つになった。
4時半に起床して5時半に家を出て西日暮里に到着したのは6時半。1時間刻みのスケジュールだったが、最初の猫グループに遭遇したのはスタートから7分後。人口密度の高い街は猫密度も高くて散歩が捗る。
民家の隙間に隠れた黒を目で追う黒白。この子はいかにも飼い猫然としているね。
通勤に時間のかかる郊外の住宅街は早朝から雑踏するが、職住が近接している都内はそれよりも1時間ぐらい朝が遅く、出だしがとてものんびりしている。休日ともなると7時近くになっても人の気配はなく、動いているのは猫ぐらいだし、聞こえる音も野良猫の咆哮ぐらいのものだ。
人気のない路地にちょこなんとするのは、熟女的風格の漂う美人キジトラ。
某有名段段の脇道で猫発見。普段は偶然に頼って猫を探しているけど、たまにはこういう場所を見物することもある。
腰を浮かせた猫を何とか宥めてもう1枚。毛色はティッピングの入った灰色っぽいけど、色班が小さくて分かりにくいので灰白に分類しておく。
旧法準拠の細い路地が多く残るのは、この辺りが空襲に遭わなかったからだろうか。見かける猫も古い血筋かも知れない。
尻尾がとても短い子。お尻から撮りたかったけど、その前に逃げてしまった。
変態をやり過ごそうとして車庫に引っ込んだサビ。俺が狙っているのはお尻ばかりではないのだよ。
螺旋階段で悩む三毛をアップで1枚。若いころのサチコに似た感じの子。
とある広い公園を通り抜けていると、森への帰り道と思しき猫の背中を見つけた。
この公園で猫に会ったらこのまま帰宅、会わなかったら上野駅からバスに乗って墨田区の散歩と決めていたので、今日の散歩はこれでお開きにすることにした。時刻はまだ7:45で余裕はあったが今日は気温が高くなる予報で、実際に都心では24.3℃まで上がって歩き回るには暑かった。墨田区散歩はいずれまたそのうちに。