初雪の谷戸


八王子市の猫

 雪が降り出すのは夕方からと聞いていたが、仕事を終えて10時に職場を出るとすでに降っていた。気温は3℃ほどだったが上空から落ちてくる雪は乾いていて、傘の必要性は感じない。これなら散歩に支障はないだろうと判断し、多摩センターから大塚・帝京大学(という名の駅)まで歩くことにした。
 結晶の形を留めているなら写真に撮りたいと思うものの、衣服や地面に落ちた雪は撮りにくく、道端の寒椿の葉に乗った雪はすぐに溶けてしまう。植物というのは意外に温かいものらしい。そうこうしているうちに谷戸の公園に差しかかり、人の気配に気づいた2匹が鳴きながら飛び出してきた。
多摩市の猫

多摩市の猫

 鳴き声は大きくて元気に聞こえるが、喉元に若干やつれを感じる。風邪を引かないように気をつけなければいけないよ。
多摩市の猫

 六花咪は上機嫌。箱の中でじっとしていたらしく、擁壁に飛び乗って大きく伸びた。
多摩市の猫

多摩市の猫

多摩市の猫

 雪は猫の体にも落ちてくる。角板状結晶のように思うが、粒が小さい上に角が溶けてしまって分かりにくい。
多摩市の猫

 一通り遊び回ったあとは、落ち葉の上に落ち着いた。
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 定点の猫民家。馴染の三毛が軒下で雪宿りしていた。
八王子市の猫

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 相方のキジ白は今日も不在。割と活発に巡回しているらしく、近所の畑で見かけたことが何度かある。
八王子市の猫

 里山の小径に入ると、竹林の外れで猫が1匹寛いでいた。
八王子市の猫

 目を細めてこちらを見下ろしている。
八王子市の猫

八王子市の猫

 余裕かましていると思ったら、そうでもなかったみたい。これ以上近づかないから休んでいてくれ。
八王子市の猫

 怪しい挙動の猫発見。
八王子市の猫

八王子市の猫

 フェンスの向こうは猫パラダイス。たくさんの猫が住む家なので、時々こうして近所の猫が偵察に現れる。
八王子市の猫

 尾根伝いの小径を下りてくると再び住宅地に入る。雨戸の閉まった濡れ縁に二毛が佇んでいた。
八王子市の猫

 微妙に逸れた視線の先を追ってみると……、
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 いつの間にか目の前に現れていた黒。向こうもこちらに気づいていなかったらしく、この直後、ドリフトかまして逃走。この構図を保持できたのはわずか0.2秒ほどだった。
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