もう花咲かぬ婆さん邸


府中市の猫

 かつて矢川付近を散歩する時は、花咲く婆さん邸の庭を覗くのが楽しみだった。俺が勝手にそう呼んでいる通り、ブロック舗装された玄関前にはたくさんのプランターや鉢が並べられ、婆さんが手塩にかけて育てた草花が咲き乱れていた。裏庭は主に灌木が植えられ、濡れ縁に配置された猫ボックスには多い時で4~5匹の猫が出入りしていた。中でも飄々とした性格の茶トラ白はカメラを向けても物怖じせず、婆さん自慢の花々と一緒にモデルになってくれたものだった。いつも「またいらっしゃい」と言ってくれる婆さんへのお返しに、猫たちの写真を郵便受けに投げ込んでおいたこともあったが、そうしたごんぎつね的な返礼が果たして通じていたかどうか。
 婆さん邸の猫は時が経つとともに減り、2016年ごろになると高齢の茶トラ白と三本足の黒白の2匹となり、そのうち茶トラ白もいなくなって、最後は黒白が1匹で庭を見守るようになっていた。その庭も次第に荒れ始め、秋に咲くはずの菊は背高の雑草に埋もれ、去年6月に訪ねた時には住む人や猫の気配もなくなっていた。そして一昨日、久しぶりに行ってみると婆さん邸はきれいさっぱり消えていて、土がむき出しの更地に変わっていた。今ごろ婆さんは俺の知らないどこかで猫たちと再会しているだろうか。
 以上が一昨日の散歩の最初にあった出来事。天気が良かった割に猫の方は芳しくなく、写真の数も少なかったので、今朝見かけた1匹と併せてここで紹介しておく。
国立市の猫

国立市の猫

 部外者にはまったく何も期待していない目つき。この路地に懐いてくれる猫は1匹もいない。
国立市の猫

 どよーん。
国立市の猫

国立市の猫

 ゴージャスぱっつん黒白(こちらの左側)に会いたかったがあいにく不在の様子。会ったらよろしく言っといてね。
国立市の猫

 同じ路地の別の家にも2匹潜んでいた。あの辺はさらに気難しい子たち。
国立市の猫

国立市の猫

国立市の猫

 ゴージャスはいたけど、ぱっつんではなかった。
国立市の猫

 一昨日の散歩コースは矢川~柴崎体育館の5.8km。見かけた猫は次の三毛が最後だった。
立川市の猫

 なぜこの小さな行き止まりの路地を覗く習慣がついているのかというと、今から10年前の夏、この場所でまったり寛ぐ三毛を見かけたから(こちら)。その後何度通っても空振りだったが、この日ついに再会を果たしたのだった。お互いあれから10歳も年を取ったんだね!
立川市の猫

「その挨拶ちょっとやだな」
立川市の猫

 一方、今日は朝から強い雨が降り続いており、端から散歩はお休みするつもりで7時すぎまで寝ていた。もともと今日は上記に紹介した一昨日の猫だけ載せるつもりだったが、出勤途上、駅前の駐輪場で顔見知りのキジ白を見かけたので、追加で紹介しとく。
府中市の猫

府中市の猫

 雨は夜になっても降り続いていたが、仕事帰りに覗いてみたらいなくなっていた。
府中市の猫

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