北緯40°付近に低気圧が5個(とカムチャッカ半島に1個)も並び、日本列島はどこも大荒れの天気になっているようだ。関東は晴れてはいるものの早朝からかなり風が強く、南南西〜西南西いう風向きにもかかわらず、朝の散歩ではあっという間に体温を奪われて凍死するかと思った。現時点の最大瞬間風速は17.9m/sだそうだが、今後さらに強まるかも知れない。
いくら快晴でもこんなに風が強いと猫は出てこない。猫ヶ丘を含む8.8kmに及ぶ散歩で見かけたのはわずか3匹で、多くの猫は日なたに出ても体温を奪われるだけと判断し、風の届かない隅っこで丸まっていたものと思われる。俺はこの記事を公開したあと、泊まりがけで猫散歩へ出かける予定だが、天気は良くても風の収まる見込みは薄く、せっかく行ってもほとんど見つけられずに終わるかも知れない。
1匹目はちょっと分かりにくいかも。普通なら暖かな日差しを浴びに出てくるはずなのに、あんな場所に潜んでいるくらいだから、本当に風を嫌がっていることが窺える。
逆光がレンズに入らないように少し場所を変えてみた。こいつは初めて見る顔。
お取り込み中のところ済みませんね。ちょっとだけモデルになってくださいな。
おひねりがなかったせいか、一回転してそのままねぐらへ戻っていった。現金なヤツめ。
頼みの猫ヶ丘で1匹だけというのも珍しい。定点の猫民家の隙間で黒が休んでいた。
日なたと日陰の境目に留まって、いくら呼んでも出てこない。なお相方は不在のようだった。
今日は猫散歩がメインではなく、妻の用事に付き合うための外出だったので、ほかの場所で猫を探す時間はなく、体が冷えすぎてそのような余力も残っていなかった。駐車場のサバ白が見えるところにいてくれたのは助かった。
……と思ったら何とか持ち堪えた。背後に妻がいたのが良かったのかも知れない。