2月初旬の雪の朝以来、六花咪に会えずにいるので、夜勤明けの帰り道にねぐらを覗いてみたが、谷戸の斜面に設置された猫ボックスはもぬけの殻で、六花咪も相方の黒白もいなかった。肌寒くて霧雨まで舞う天気のせいかとも思ったが、あの子はたとえ吹雪でもあの谷で過ごしていることが多く、霧雨ぐらいで隠れるとは考えにくい。里親募集中と聞いているので、どこかへトライアルに出ているのかも知れない。
そんなわけで今日は、多摩センターから堰場バス停という、平山時代からの定番コースを歩いた。引っ越したあとも交通に特段の不便はなく、堰場から豊田駅南口行きのバスに乗って帰宅していたのが、聖蹟桜ヶ丘駅行きに変わっただけ。谷戸の公園はまた今度訪ねてみることにして、次の定点に立ち寄った。こんなアングルで撮るのは性格が悪いと思われそうだが、実際このように猫を発見しているのだから仕方ない。
覗いてみたら全員集合していたので、思わずのけぞってしまった。個別に会ったことは何度もあるけど、一堂に会しているところは初めてかも。
最後まで残ったポイント三毛も人懐っこいわけではなく、単に動くのが面倒なだけ。
反応も朝と違っていて、近寄ったら茂みの向こうに隠れてしまった。
集めた落ち葉でコンポストを作っているんだね。猫にとっては柔らかくて快適な寛ぎ処。
湿っぽい顔つきの黒白は顔見知り。落ち葉の上の茶トラ白とともに、2014年10月に初めて見かけた子(こちら)。俺はわざわざ拝島からこんなところまで散歩に来ていたんだなあ。
寝ていたのは先月27日と同じ茶トラ白。顔面の被毛の乱れは年のせいかと思っていたけど、ただの寝癖だったみたいね。
初めてこの地を訪れた5年前にも、よく似たオッドアイを見かけたんだが、帰宅してから調べたら目の色が逆だった。当然別猫なんだろうけど、目つきがそっくりなんだよなあ。
斜面に展開する住宅地は旧タウンではなくニュータウン。旧住民は好きこのんでこのような場所には住まない。だからきっと黒猫も新住民。