1年ぐらい前の仕事帰りにいつもの床屋で髪を切ってもらったことがあり、今日もそのつもりで予約しようと思っていたら、時間的に辻褄が合わないことに気づいた。仕事は18時までで床屋が19時までだから、どう頑張っても営業時間内に切り終わらないのである。あれえ、おっかしいなあと思ってしばらく悩んだ結果、交代勤務の日勤は17時までだったことを思い出した。先週は寒波が来ていたので、風邪を引いてはいけないと思って延期していたが、髪を切らないと免許の更新に進めないし、我慢して切っておけば良かった。
帰宅が遅くなる想定だったので今朝も散歩はお休みしており、今度こそ29日の残りの猫を紹介する運びとなった(前回の記事はこちら)。9時ちょうどに昭島市内をスタートしてから1時間半が経過しているが、歩いた距離は3.8kmほどで、福生の西友まではまだ倍以上の距離がある。翌日は出勤日なのであまりだらだらするのもアレで、そろそろ先へ進もうと思った矢先、庭から顔を出したのは再開発ファミリーの一員だった。
かつては猫の巣窟だった再開発邸周辺も今はすっかり静かで、久しぶりに会えた以上は構っていかないわけには行かない。いい子だね、出ておいでー。
姿勢を低くして警戒モード。ここの猫はたいていフレンドリーなんだけどな。
小柄なので若く見えるが、2014年1月に会っているので、少なくとも10歳にはなっているはず。ここでいちばん人懐っこかった再開発3号、元気にしているかな。
しかし近寄らせてはくれなかった。これは車の下に隠れて様子を窺っているところ。
死角にはサビもいた。さては日陰に隠れて俺をやり過ごそうとしているな。
せっかく会ったので、君のきれいな毛色を撮りたいんだけど、そこじゃちょっと光の加減が良くないね。
1950年代から大量に建設された米軍ハウスは、リノベーションを施すなどして今もそれなりに残されている。中身がホンモノの米兵だったころは各戸に犬とBBQ装置が配置されていただろうが、今は民間人が住んでいるので、庭にいるのも犬とは限らない。むしろ規律や統制といったこととは無縁の生物が幅を利かせているようだ。
前回会ったのは2018年9月。冬の日差しが気持ちいいのか、あの時よりだいぶ余計に転がっている。
先端が直角に曲がったカギ尻尾が可愛らしい。もっとアップで撮りたかったけど、尻尾ふりふりが激しくて無理……。
ここにはほかにも数匹の猫が暮らしているが(こちらやこちら)、この日出てきたのはこの子だけ。ほかのみんなにもよろしく伝えておいてね。
散歩終盤にも古い知り合いに会えた。自宅の敷地で黒っぽいのが寛いでいる。
黒っぽいけど実は二毛。会うのは去年2月以来。
この子もヨレたり持ち直したりを繰り返してもうすぐ10年になる(初めて会ったのは2013年5月)。長くやっているとこういう知り合いが増えてしまって、やめるにやめられないんだよなあ。
歓楽街に踊り子さんの姿はなく、諦めて歩き出すと、駐車場の隅を猫が並走していた。あれは韓国スナックのキジトラだな。
少し太ったように見えて安心しかけたが、そういえば今は真冬。たぶん秋に見かけた時と体重は変わっていないと思う。3時間40分、10.5kmの散歩は12:40に終わり、このあと西友でラム肉を買って帰宅した。明日はどこへ行こうかな……。