涼しい春のうちにたくさんの知り合い猫に会いたいと思っていたが、天気がいいと軽く夏日になるのでなかなか捗らない。少なくとも今週中は27〜28℃を維持しそうだし、来月も晴れマークのある日はすべて25℃以上の予報になっている。せめて梅雨明けぐらいまでは頑張りたいが、ずっとこれが続くとなると自信がない。
昨夜は四国・台湾猫旅の連載10回目を載せるつもりで準備していたが、突発的にいくつもの仕事が舞い込んできてブログをいじる時間がなかった。猫旅の記事は資料を確認したり推敲したりで執筆に時間がかかるし、そもそも大切な思い出なので丁寧に書きたいし、それなりに集中できる環境じゃないと難しい。
夜勤明けの今日は南武線の久地付近を少しだけ歩いた。夏用とはいえ上着を着ていたので歩いているだけでも暑くて、できれば猫峠を越えて津田山から電車に乗ろうと思っていたが、峠下のお寺にたどり着いたところでヘタレた。徒歩移動の時代なら峠の茶屋で休むというようなこともできように、令和の世は歩行者に厳しい。
1匹目は馴染の鉢割れ黒白。近くで通信ケーブルの工事をしていたせいか、アパートの通路に引っ込んでじっとしていた。
こういう毛色をタキシードと呼んだりするけど、君のはだいぶぱつぱつのようだね。
三毛は前にも見かけた気がするけど思い出せない。近寄ろうとすると逃げるので、懐いていないことは確認できた。
気配で目を覚ましたのは4ヶ月ぶりの揺れる想い。何度来ても会えないから、今日ダメだったら諦めるつもりだった。元気にしてたかー。
そんなに何度も会っていないけど懐いてくれる子。親切な人に恵まれているのだろうな。
相方の三毛は去年10月以来の半年ぶり。キジトラは新メンバーかなあ。
日差しが強いせいか猫峠は閑散としていて、見える範囲では車の下に1匹いるくらい。
まさか見つかるとは思っていなかったという顔つき。ここは茶トラ白が多いのであまり見分けがついていないけど、この子は一昨年11月に初めて見かけた子で、そろそろ2歳になるころだと思う。
後ろに回ったらそっくりなのがもう1匹。こちらも奥のと同じ日に会っているのでたぶん兄弟。というかこれで他人だったらもう何を信じていいか分からない。
峠越えを断念してバスに乗り、電車に乗る前にその辺を一回りしていると、建物の隙間で涼む黒白を見つけた。
この辺りにはたまに見かける2匹の黒白がいるが(こちらとこちら)、この子はたぶん初めて。みんな同じ家の子だと思う。