昨日のスーパームーンはあいにくの天気で、関東ではごく限られた時間・場所でしか見られなかったようだ。俺が長いこと撮りたいと思っている構図の一つに月と猫というのがあって、難易度がとても高い(面倒くさい)のでもうほとんど諦めているが、スーパームーンぐらい明るくて大きな月だと、「もしかして」という淡い期待を抱いてしまう。明るいレンズと三脚があって、動かない猫が屋根の上にいてくれれば、可能性のある場所をいくつか思いつくからだ。例えば奥多摩猫集落なら、山並みから月が昇ってきた時に、屋根に佇む猫をシルエットにできるかも知れない。色々と事前準備が必要で、しかも本番は運次第なので、猫散歩を引退するまでに実現するかどうかは分からないけれども。
さて、今日は家事都合のため散歩をお休みしたので、猫の方は奥多摩の続きを紹介する(前回はこちら)。
猫集落を辞去したあと、バス~電車を乗り継いで、次に立ち寄ったのは御嶽。この日は飛び石連休の狭間で、平日とはいえハイカーの姿が多く、いつもなら山肌の森を歩き回っている猫たちは隠れてしまって出てこない。結局1匹たりとも見かけることなく、山腹トリオの駐車場に着いてしまった。
写真に写っているのは、今や一人ぼっちになってしまったキジ白。
この日はご機嫌斜めで、間合いを取ったまま、にゃあにゃあ鳴くばかり。
御嶽のあともさらに寄り道して、拝島に降り立ったのは13時半すぎ。久しぶりに麦わら1号に会えた。
某巨大神社方面へ向けて歩き始めて間もなく、以前住んでいた家の近くで猫発見。分かるかな。
引っ越してから1年以上経つのに、未だに新しい猫と出会える素敵な街。
初冬の日差しはやや傾いているが、猫たちの多くはまだお昼寝中らしく、芳しくないまま緩い坂道を下りてきた。
大きな体躯の茶トラ。人懐っこい視線でこちらを眺めているが、近寄っては来ない。
この辺りからは富士山がよく見える。こういう土地のブロック塀には富士山の透かし模様が多いそうだ。
ねえ、忙しいところ悪いけど、ちょっとだけモデルになっておくれよ。
朽ち木の上でポーズを取ってくれたが、コントラストが高すぎて、引くと何がなんだか分からんな。
ここは以前、雨の日にお世話になることの多かった猫民家。いつもの2匹は裏にいた。
日陰に猫が佇んでいた。この日の最後は顔見知りのポイント三毛。
気長に夕ご飯を待っているようだが、時刻はまだ15時前。出てくるまでには当分かかりそうだ。
107枚にもなったこの日の写真はこれでおしまい。明日の夜勤は忙しいので、ブログの更新はできないかも知れない。