昨日は午前中から体調が悪く、変則で23時からの夜勤には何とか出勤したものの、ほとんどの時間を気絶して過ごした。そのお陰で今朝はだいぶ回復して、やろうと思えば散歩もできたが、お腹が空っぽだったのと、オフィスチェアを並べて寝ていたら腰が痛くなったので、大人しくまっすぐ帰ってきた。
猫の方は奥多摩猫集落の後半から。あと、今朝帰ってくる時に、家の近くでアビシニアンぽい猫を見かけたので、その写真も併せて載せとく。
上の縄張りの挨拶回りを終えて、下の縄張りに下りたのは10時ちょうど。蚊の鳴くような声で「こんにちはー」と言いながら敷地に入ると、気配を察した奥さんが出てきて、猫たちの元へ招き入れてくれた。木立に囲まれた前栽にはキジ白がいた。
左側のリフトは時々動いているらしく、この日は自転車が乗っかっていた。猫集落は斜面が急で、車で乗り入れられない家が多く、荷物を搬出入する時は、高低差の大きな車道からリフトを使って運んでいる。
いちばん臆病だというキジ白は、奥さんが近くにいるお陰で、何とか逃げずに留まっている。その背後では茶トラ白が毛繕い中。
かつては十数匹の猫たちが犇めいていたが、今はこの3匹が下の縄張りを守っている。俺の知る中では左側の茶トラ白が最も古株で、初めて会ったのはまだ幼い2012年11月のことだった。特に感じたのは、以前あれだけいた三毛が1匹もいなくなったことで、残った猫の性別はほとんど分からないものの、今後、個体数は上も下も減る一方になるかも知れない。
すっかり淋しくなった下の段から、再び上に登ってきた。屋根の上にお母さんとキジ白の子供がいる。
帰りのバスまであと45分。少し手持ち無沙汰になって、集落を高巻きにぶらぶらしていると、遥か眼下に猫発見。分かるかな。
落ち着いた雰囲気のキジトラ。こいつにも子猫時代に会っているのかも知れないが、以前はもっともっと数が多かったので、今となってはどれがどれだか判然としない。
下の段にも辞去の挨拶。別れ際にカメラを向けたら姿勢を正してくれた。猫集落の猫たちはこれでおしまい。
猫集落のあとも散歩は続くが、そちらの紹介は後日に譲り、残った紙面は今朝見かけた近所の猫を。我が家の付近には猫が無尽蔵にいるようで、ちょっと早起きして歩くたびに新しい顔と遭遇する。きりがないので最近は端折っているが、今朝の子は今までで最も自宅に近い場所だったので、記念に撮影しといた。
とはいえ、妻によれば、うちでも毎日のように猫が塀の上を通過しているらしく、そのたびにICQで報告が入る。写真を送れと言っているんだがまだ来ない。