今日は1ヶ月以上前から年休を取って奥多摩猫散歩に備えていたが、あいにく妻との用事が被っていて動かせず、やむなく諦めて奥多摩は正月休みに行くことにした。用事の合間に猫ヶ丘を歩くぐらいの時間はあったが、今日は少し欲張って東中野バス停〜多摩センターを散歩コースに選んだ。六花谷を含むこのコースは職場が異動になってからというもの訪れる機会が減っている。事前の想定ではもう少し頻繁に行けるだろうと思っていたが、季節の巡り合わせにより日が短くなる一方で、6時半でも暗い今の時期になると、仕事前に訪れることはなかなか難しい(何しろ昨日載せた日の出直後の写真で6:36)。偶然行き会って即逃げされるようなのと違って、六花谷の猫たちはとても人懐っこいので、撫でて遊んで写真を撮ってというルーチンをこなすのに30分はかかる。来年の春ぐらいまでは休日の日中ぐらいしか訪れるチャンスはなさそうだ。
朝食を終えた猫は充電タイムに入っている。
馴染のポイント三毛。年のせいかここのところ衰えが目立ち、毛色まで薄くなってきた。
初めて会った2016年10月の毛色はこちら。今年5月でもこんな感じで三毛であることははっきり分かった。カラーポイントを発現するサイアミーズ遺伝子は体温が高いほど毛色を薄くするので、風邪でも引いて熱があるのかも知れない。
六花谷の祠へたどり着くまでにスルーした猫が5匹もいて悲嘆に暮れていたが、最後にいつもの2匹に会えたので持ち直した。
こちらの茶トラは近所の農家で暮らすトラちゃん(本名)。この子が階段に出てくるとゴンが臍を曲げて唸り始めるが、トラブルに発展するほどのことはないらしく、両者はいつも少し距離を置いて座っている。
唸ってばかりで面倒臭いので、2匹を引き離すつもりでゴンを境内に誘ってみた。でもなんか向こうに茶色いのが写ってる……。
トラちゃんの背後で寛ぐゴンはこの表情。2匹の関係性は異種動物たるニンゲンには計り知れない。なお今年の六花谷はやはりどんぐりが不作のようだった。
所用ののち昼食を取って帰途についたのは正午前。いつものサバ白が定位置でお昼寝していた。
……と思ったらもうバレてる。音は立てていないつもりなのに、もしかして臭いの?
こちらに気づくと出てくる癖に、近寄ると引っ込んでしまうムズカシイ子。もうずっとこの状態なので、二人の仲がこれ以上進展することはなさそうだ。