キジ白3号の記憶力


昭島市の猫

 服を着替えるように引っ越す人生だったので、住んだ土地それぞれに知り合いができるわけである。相手が人間なら、よそへ引っ越したあとも相互に行き来したり、どこかで落ち合って遊んだりもできるが、猫の場合はこちらから出向いて行かなければならず、事前に約束できないので空振りも多く、運良く会えたとしてもたいてい忘れられているわけである。最近猫的にあまり調子が良くないのは、俺がいつまでも古い土地に拘っているからだろう。
 ところが猫の中には時々抜群に記憶力のいいのがいて、今日会ったキジ白3号などは俺の知る中でもダントツだ。家の前を通り過ぎるほんの一瞬、目が合っただけなのに、振り向いたら門扉から出てきてにゃあにゃあ止まらなくなった。
昭島市の猫

 そして、あとをついてくる。
昭島市の猫

昭島市の猫

 立ちふさがって、こちらの出方を窺っているところ。……といっても、俺がこいつにカリカリを与えていたのは、2015年夏ごろのごく短い期間だけ。拝島から西立川へ引っ越したあとは、今年の5月まで2年半以上会っていなかった。今はほかの家で面倒を見てもらっていて、飢えているわけでもないのに、なぜ未だに覚えているのだろう。
昭島市の猫

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 そんなんされたら情が移っちゃうよ。今優しくしてくれている人に懐いておくれ。
昭島市の猫

 今日は夜勤前の散歩。シャム混1号や再開発3号、有閑マダムなどに会いたくて、拝島から某巨大神社まで歩いてみたが、お昼寝タイムだったせいか誰一人いなかった。
 次の猫も顔見知りの灰白、ちょうど家から出てきたところ。
昭島市の猫

昭島市の猫

 定点の猫民家に黒がいるのを見つけてカメラを向けると、室外機の下から二毛がまろび出てきた。
昭島市の猫

「やーね、またそれなの」
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 カメラが嫌いな二毛は元の場所へ戻ってしまい、黒はその場を動こうともしない。
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