日本人の三大疾患といえば癌、心疾患、脳血管疾患であることは知られているが、猫における三大疾患は慢性腎臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症なのだそうだ。甲状腺機能亢進症について書かれているウェブサイトを参照すると、よく観察される症状として挙げられているのは体重減少、多飲多尿、多食や嘔吐、活動亢進などがある。マコちゃんが受診した時もこれらについて質問され、その時は体重減少以外に思い当たる点はなかったが、活動亢進というのは単に活発になるだけでなく人に懐く行動を含むらしいので、もしそうならマコちゃんはそれに該当するかも知れない。以前よりも懐き方が深いというか、しつこいというか、いつもスキンシップを図ろうとするし、寝室へ遊びに来る頻度も以前より高くなったように思う。ただこうした気づきを客観的に伝えるというのはなかなか難しくて、例えば一日のうち起きている時間が何時間あって、そのうち何割をいちゃいちゃタイムが占めているなどと定量化できればいいのだが、いつも猫に張り付いているわけではないのでそれは無理。獣医もプロなのでそういう情報を問診で引き出そうとしてくれるが、漠然と「何か変わったことは?」と聞かれても確実に言えるのは体重が減ったことだけだし、具体的に「活発になったか?」と聞かれるとそんな気がするようにも思う。さらにそれをバイアスと認識して「いえ、特には」と修正して答えたりもするから、いったいこの会話の何が正しいのか自分でも分からなくなってくる。猫の受診はムズカシイ……。
まあ今はしばらく様子を見るということで、今日の外猫を。
夜勤明けに立ち寄った六花谷。20日ぶりのゴンは定位置で伸びていた。
気温はすでに高く、相手してくれるのはごく短時間。指の儀式が終わると目を閉じて動かなくなった。
こんな風体だけど、日が翳ることが多いので昨日よりは多少マシ。今日の最高気温は35.9℃だった。
馴染の三毛は3月中旬以来の4ヶ月半ぶり。
終わりの見えない猛暑のせいか、うんざり顔で逃げる元気もなさそう。明日は久しぶりに雨がちだそうだから、少し楽になると思うよ。