今日はもともと雨がちの予報だったところ、目覚めてみると日が差して気温も上がっていて、予定していた稲田堤～中野島を徒歩で移動するのは気が滅入った。とはいえ最近は猛暑続きで頼りになる猫拠点が枯渇しつつあり、そうでもしないと猫に会うことはなかなか難しい。なので今日は初めての試みとして、「HELLO CYCLING」のシェアサイクルで1駅散歩（というか1駅サイクリング）してみることにした。サービス開始当初は設置箇所が少なく、片方向を歩くことの多い猫散歩には適さなかったが、今は驚くほどのスピードで設置箇所が増えていて、稲田堤や中野島にも複数のステーションが存在する。使い勝手が良ければほかの場所でも利用したい。
しかし今日は天気が不安定すぎた。家を出た時は日が差していたものの、京王稲田堤駅に降り立ったころには雷鳴とともに真っ黒な雲が迫っていて、途中30分ほど激しい雷雨で足止めを食うことになった。発雷のせいで通信が不安定なのか、シェアサイクルのアプリもエラーが頻発していた。ただ確実に言えるのは、丘陵地の多い俺の散歩エリアにあって、電動アシスト付き自転車はかなり重宝するだろうということ。俺のポリシーとして、外猫たちと接する時は基本的に徒歩で赴くことにしているが、今年の夏の暑さは世界中で過去最高を記録しているというし、俺自身も膝や腰の痛みが辛くなっていて、少しはそういうものに頼らないと厳しくなってきた。
最初にカメラに収まったのは馴染のオッドアイ。この5分ほど前にも若い黒白に行き会ったが、すでに大気の状態が不安定で突風が吹いており、落ち着かない様子で走り去ってしまった。
車の下でうずくまる白は眠そうな顔つき。ここなら風も入ってこない。
白の近所の猫邸宅には2匹の三毛がいた。
たまたま庭に出ていた家の主人に断って敷地へ突入したものの、左側に座っていた方（この子）は即座に逃走。残された大白斑の三毛も去年7月に見かけているが、それよりだいぶくたびれたように見える。
不用意に近寄ったら車の下へ隠れてしまった。
今日の最後はヨレたキジ白。雨はやり過ごせたけど風が強くて猫影は薄かった。
高いフェンスで囲まれた水道施設なので、上から撮るとなるとどうしてもこうなる。ちなみにこいつは5月上旬以来。
雨は上がっても南の空には何度も稲妻が走ってピカピカ光っている。今日ほど激しい雷の中を散歩したことは過去になかったが、そのお陰で気温はぐっと下がって25℃を下回った。猫たちもきっと夕方には生き返ったようになっていたことだろう。
