久しぶりに天気は良かったが、風が強くて冷たい一日だった。寒くなってくると猫は日なたに出てくるから、きっと探しやすくなるんじゃないだろうか。
……というような期待を込めて、朝の猫は再びあきる野市からスタート。とはいえ田舎町なので民家もまばらで、猫口密度も低いのだった。
これは縞二毛でいいんだろうか。人懐っこくて、ハスキーボイスでニャーニャー言っていた。
駐車場で子猫の集会を見つけたが、気づかれた途端に雲散霧消して、逃げ遅れて固まったのが2匹残っただけだった。……雲散霧消という言葉、生き物には使わないかな。
昼休みは日差しが強くなって、日なたは暖かくていい気持ちだった。
黒白は警戒心の強いのが多いんだが、この子はとても懐いてくれた。