近所の彼岸花がだいぶ咲いてきた。今年は気温が高いこともあって開花が遅いような気がしていたが、自分のブログで「彼岸花」を検索すると、アイキャッチ画像に赤い花が写っているのはほぼ9月下旬〜10月初旬なので、結果的には平年並みなのだろう。休暇の今日は早起きして市内を散歩してきたが、半分ぐらいは蕾のままだった。
今朝は市内を歩きたかったというよりも、近所の武蔵やクロエさんに会うのがいちばんの目的だった。しかし家の前に出ているであろう6時半ごろをめがけて路地を訪ねてみたところ、どちらも不在だったため出発後わずか1分で目標を失い、そのまま市内を漂流してきたという方が実態に近い。
でもまあそれなりに当てはあるので大丈夫。涼しい朝のうちならなおさら。
アパートの隙間に相方のサバ白もいた。2匹一緒に見かけたのは初めて。
「君が手ぶらなことは知っているよ。7月にも糠喜びさせてくれたよね」
2匹ともここの所属なのかな。黒白はほかの家でもご飯をもらっているみたいだけど。
今朝は雲が多く、日が翳っている分には快適だが、ひとたび日が差すとそれなりに蒸し暑い。どっちつかずの天気に端から隠れて出てこない猫もいるようだ。
きれいな毛並みのクラシックタビー。去年7月に遠くから見かけて以来。
新規開拓エリアでは2匹の猫を発見。しかしどちらも活きが悪い。
ゴール地点に設定した某巨大動物霊園に常駐猫の姿は見えず、折り返しに乗るつもりだったバスは東府中駅行きだというので、分倍河原までシェアサイクルで帰ることにした。バスと電車を乗り継ぐより安上がりだし、電動アシストなので漕ぐのも苦じゃないし、猫を見つけて足を止めることもできていいことづくめ。
「生きてるかー」と声をかけたら抗議のひと鳴き。ヨレて見えるけど鼻水やよだれもなく、単なる高齢者のようだった。
6:40にも徒歩で通った路地へ自転車で戻ったのは9時を少し過ぎたころ。2時間20分前にはいなかった猫が薄日に当たっていた。
最後に会いたかった子に会えて、願いが叶った形で散歩を終えることができた。相方の茶トラは敷地の奥で寝ているようだった。