3ヶ月ぶりの日勤となった今日は朝の散歩をどこにするかとても迷った。最終的には前回の日勤前(7月9日)とほぼ同じコースを逆向きに辿ったが、その時に比べると日の出時刻が1時間以上遅くなっているので、一部区間はシェアサイクルを利用して時間短縮を図った。
進行方向を逆向きにしたのは早朝のうちに多摩旧タウンの猫拠点を訪ねたかったから。暑い日や寒い日、晴れの日や雨の日など、ここで暮らす猫たちには何度となくお世話になったが、今年の夏は猛暑が続いた上に夜勤が多く、たまに立ち寄っても空振りばかりで状況が分からなくなっていた。とりわけ馴染深いオッドアイの白やシルバー三毛など、会いたい気持ちは募るものの、日中の炎天下ではどうにもならない。ここへ来てようやく涼しくなり、都合よく日勤が回ってきたので、久しぶりに訪ねてみることにしたのだった。
家を出たのは6時すぎ。約2ヶ月ぶりに武蔵に会えたので、とりあえず早起きした甲斐はあった。
巡回中の武蔵は脇目も振らず進んでいく。ほんの一瞬止まったところを何とか撮れた。
かつてこの公園には相方の茶トラをはじめ何匹かの仲間がいたが、今はこいつを残して誰もいなくなった。
旧タウンの猫拠点にたどり着いたのは7時すぎ。最初は誰もいなくてがっかりしたが、路地を三回りしたら2周目で発見。
ここはずいぶん淋しくなっちゃったね。みんな元気にしているの?
旧タウンでカメラに収まったのは以上の2匹で、農家の母屋の濡れ縁ではシルバー三毛がご飯を待っていた。全盛期よりもかなり減ったことは確かなようだが、何ヶ月ぶりかに一度覗いたぐらいでは分からないので、もっと寒くなったらまた来てみようと思っている。真冬の氷点下の朝なら給湯器に集う姿が見られるかも知れない。