昨日に続いて今日も峠越えの散歩で見かけた猫たち(3回目)を紹介していく。
こちらは定点の猫拠点。馴染の黒白が東向きに佇んでいた。
お気に入りの鉢割れさん。2018年春の子猫だと思うので、そろそろ6歳になるころかな。
いつもなら向こうから近寄ってくるのに、この日は控えめな反応。2月2日以来だから忘れられるような期間じゃないんだけどな。
日差しが強すぎるので日陰に誘ってみた。やっぱり君は美人だね。
この日の猫峠は閑散としていて、出歩いているような猫はほとんど見かけない。むしろ出歩いているのは俺ぐらいで、高みの猫がそれを珍しそうに眺めているような有様。
このころまだ9時を過ぎたばかりで、気温も7〜8℃しかなく日陰は寒いはず。もっと暖かい場所へ出てくればいいのに。
上目遣いのキジトラはやっぱり知り合い。初めて会った時(2022年9月)は母親や兄妹と思しきほかの猫たちと一緒で、中でもこの子の体格ががいちばん大きかった。てっきりオスだと思っていたけど、耳の切り欠きを信じるなら君はメスなのだね。
ちなみにお母さん(推定)はこちら。こうして比べるとあまりメスには見えないんだけれども。
急坂の中腹に設けられた駐車場。草むらに猫が紛れているのが分かるかな?
目を皿のようにして歩いていても、さすがにノーヒントでこれは見つけられない。去年の夏にもここで2匹の猫を見かけたことがあるので、何となく覗いてみた次第。
スタートから2時間半が経過し、溝口へ到達したのは10時ちょうど。ここから二子新地までは新規開拓区間となるが、その前にいつもの寺院で休憩タイム。境内のベンチに座ってぼけっとしていると、門扉の隙間に猫が座っていることに気づいた。
にこやかに近寄ってみたものの、この反応。念のため過去の記事を調べてみたら、同一人物だと思い込んでいたこの子は別人だったことが判明。このお寺、猫多いかも。
新規開拓となる最後の3kmはまったく冴えず、辛うじてキジ白を1匹見つけただけで終わった。
だいぶ日が高くなってしまったので、いてくれただけでも儲けものだけどね。
四国・台湾猫旅の方はいよいよ明日が帰国日。今日は雲林県の北港、台西、西螺の順に散歩して、夕方には宿泊地の太麻里へ向かう。雲林~左營は高鉄で40分ほどだが、新左營で1時間半の待ち時間が生じる上、そこから先は在来線の自強号(特急列車)で2時間かかるので、疲れた体を休めるため騰雲座艙を奮発した。これは1-2という座席配置に車内供食がついたグランクラスのような車両だが、公共交通機関の運賃が安い台湾なので、144.7km乗っても運賃は639元。1元=4.7円で計算しても約3,000円で済む。同じ距離をJR東日本のグリーン車に乗れば7,020円かかるから、いかに台湾の鉄道運賃が安いかが分かる。逆に言えば、この円安元高の時代にあって、俺のような貧乏人がまだ台湾旅行を楽しめるのは、彼の国の交通機関や市場の物価が安いお陰でもある。
太麻里到着は22:05。今夜は宿に入ったらシャワって寝るだけだな。