昨夜は久しぶりにサチコが寝床に入ってきて、めくるめく一夜を過ごしたため寝不足で、まだ仕事が始まったばかりだというのに睡魔がヤバい。ちなみにサチコはベッドマットに飛び乗ることはできるが、さほど高さの変わらない俺の膝に飛び乗ることはしない。1年ほど前に何度か失敗して床に尻餅をついてから自信を失ったらしく、いくら促してもチャレンジすらしなくなった。体力が衰えていることは確かだが、必ずしもそれだけが理由なのではなく、気持ちに左右される部分が大きいところはとても人間的だ。尻餅をつくというのは猫にとって屈辱的なことであろうし、できないことが増えつつある同じオスとして共感できるから余計可愛い。
今日の猫関係業務は立川方面を自転車で1時間半ほど走ってみた。24.7℃というほどほどの気温と、薄雲に遮られた柔らかな日差しに期待して、やや意欲的にモノレールの泉体育館からスタートしてみたものの、日中の住宅街に猫の気配を感じることはなく、最初に遭遇したのは緑道の2匹。会いたかった子たちに会えたのは良かったけど、時間的にあまり活きが良くなさそう……。
「2匹?」と思った人のために分かりにくい方から。あの子、日中はああいう場所で寝ているんだなー。
人間界に例えれば午前2時に突然訪ねてくるようなもの。いつもいつも済みませんね。
ゴメン顔の茶トラ白は元気そう。2~3日前、Twitterに写真が上がっているのを見て、急に会いたくなっちゃってさ。
人通りの多い緑道から隠れて、茂みでいちゃいちゃできるのはいいんだけど、蚊が多くて長居できないのが玉にキズ。俺もうそろそろ無理っぽいし君たちもねぐらに戻った方がいいよ。
この子はものすごく警戒心が強くて、2019年9月に初めて会ってからというもの、たまに見かけることはあっても撮影に成功することは極めて稀。今日はたまたま家の主人がそばにいたので持ち堪えた。可愛らしい子なのでもっとたくさん撮りたいんだけどね。
近所の猫事情に詳しい主人に聞いたところ、最近姿を見せなくなっていた長毛白は2月に死亡したとのこと。いちばん若くて臆病な子が残るのはやはり順当なのかな。
今日はもう一つの目的を果たせたので結果的にはいい日だった。あそこに見えるのは去年9月以来の上矢印ちゃん。
何度来ても会えなかったから、一時はすっかり諦めていた。何となく目の周りが炎症っぽいけど、それ以外は元気そう?
嬉しさのあまり近寄りすぎてしまい、敷地の奥の定位置に引っ込んだまま動かなくなった。今月初旬には相方にも会えているので、とりあえず2匹とも無事が確認できたことに満足した。上矢印ちゃんはもう少しふっくらして欲しいけどなあ。