今日の夕方、農工大の動物救急医療センターから連絡があり、マコちゃんの病名は鼻腔内リンパ腫ということで診断が下った。恐らくそうだろうと予想していたので驚きやショックはないが、長く一緒に暮らしたマコちゃんの終着点が見えてしまったようで無常を感じる。検査結果や診断名はかかりつけの動物病院に共有されるので、月曜日にでもこちらから電話して今後の対応を決めることになると思う。
猫(動物病院に持ち込まれるもの)の死因のトップは泌尿器疾患で29.8%、次いで腫瘍が20.3%だそうで、鼻腔内リンパ腫をネットで検索するとたくさんの症例や転帰がヒットする。それらを読んだところでは、この疾患に適応なのは放射線治療と抗癌剤治療で、病状や飼い主の方針によっては緩和ケアも選択肢に入る。放射線治療と抗癌剤治療は単独で行う場合もあるし併用する場合もあるそうだが、放射線治療は我が家にとって現実的ではないと考えている。その理由は、(1)対応できる医療施設が限られていて通院が困難なこと。(2)治療のたびに全身麻酔が必要なので身体的負担が大きいこと。(3)費用が極めて高額であること。理想的なのはかかりつけの動物病院で抗癌剤治療を受けることで、それが自宅で服用できるものならなおいいが、いずれにしても根治できる可能性は低く、寛解したとしてもせいぜい余命を数年延ばす程度らしい。鼻詰まりによる息苦しさや摂食障害から解放してやりたいのは山々でも、マコちゃんは15歳の高齢猫であり、単なる先延ばしならあまり意味がないようにも思うので、そこも含めてかかりつけ医とよく相談してみる。
昨日から偏頭痛があって徐々に強くなっていたので、今日はどこへも寄らずにまっすぐ帰宅した。バスに揺られるのも辛いぐらいだったが、仮眠から覚めたらだいぶ良くなっていて助かった。猫の方は昨日の散歩の続きから。
こちらは揺れる想いの駐車場。見える範囲に2匹の猫がいるのが分かるかな。
そして手前で伸びているのは揺れる想い。気温は30℃近く、まだ5月だというのに真夏の風体。
キンタマチェックは面倒だから次回でいいや。頭が痛くて屈むのが辛いんだよね……。
ここで初めて日陰に黒いのがいることに気づいた俺。尻尾が出てなきゃ気づかなかった。
逃げた黒を目で追って隣の車の下を見たら、似たようなのがもう1匹いた。もともとここって茶トラのほかは相方の三毛だけだったはずだけど、先月はキジトラがいたし、今回はさらに3匹の新メンバーだし、増える一方で大丈夫なのかしら。
猫峠へ至る上り坂で一息ついて振り返ると、コンクリートで放熱モードの猫発見。
この子は子猫時代からの顔見知り。過去の写真と突き合わせてみないと分からないけど、三兄妹のどれかなのは確か。
フェンスの外にもう1匹いた。この組み合わせは一昨年9月に初めて見かけた時と同じだね。
時刻は13時半になり、いよいよ気温が上がって猫も日陰から出てこない。あまり体調が良くないので今日はこのぐらいにしておこうかな。
お日様から隠れているというより、俺から隠れているような気もするけど、逃げないでいてくれたからまあいいや。今度はここから田園都市線の二子新地あたりまで歩くつもり。高津に蚵仔煎を食べられる店があるそうなので行ってみる。