北海道の元妻から「福キジ1号は元気にしているかな」とメールがあったので、三連休初日の今日は、久しぶりに福生の公園に出かけてきた。福キジ・福サビの姉妹を見かけたのは3月が最後で、先月行った時は会えなかった。餌場が変わったことなどで、2匹とも以前のようには公園に現れない。今日も会えるかどうか分からなかったが、早朝なら可能性が高いかなと思って、6時半すぎに家を出たのだった。
駅に向かって歩いていると、逆光の駐車場に2匹の猫がいた。
日陰でごそごそしていたのは、母親と思しきサバ白。ここで黒白を見かけることはたまにあるけど、ほかにもいたんだな。
目的の駅に着いたのは6:50。柔らかな初夏の日差しが降り注ぐ駅前広場で、いつものクリーム猫とヨレたキジ白が日なたぼっこしていた。
3匹の動物と、人間が何人か。平日朝にもかかわらず、のんびりしているな。
公園には福キジ1号がいた。この場所で会うのはずいぶん久しぶりだなー。
ここのところ、以前ほど懐かなくなった印象があったけど、ぜんぜんそんなことはなかった。ただ、毛並みが少し荒れた感じで、調子が良くない様子だった。体調不良なのかも知れないし、年を取って衰えてきたのかも知れない。俺、こいつの生い立ちとか年齢とか、何にも知らないんだよなあ。
いつもなら、離れると追いかけてくるんだけど、今朝はベンチでごろごろするばかり。動画はこちら。
福キジ1号と戯れたあと、次に訪れたのは歓楽街の駐車場。いるかなーと思って見回すと、後ろ足が1本出ていた。
ここの主の三毛。先月来た時は猫バーの踊り子さんに会ったけど、今日はいないようだね。
踊り子の仕事はどうしたのだろうと思って、勤め先の猫バーに行ってみると、看板やチラシがなくなっていて、どうやら店を畳んだようだった。
「踊り子なんて浮き草稼業、明日は明日の風が吹くのよ。ついでにシュッシュッっと」
「くよくよしたって仕方ないじゃない。みんなで助け合ってやればいいのさ」
隣の路地に行ってみると、クリームタビーが日なたぼっこに出ていた。
そういや、こいつも捨て猫だったっけ。助けてもらえて良かったな。