一日だけの休暇だった今日は雨がちの予報ではあったが、クリーニング屋に洗濯物を取りに行かないと着るものがなく、また賞与支給即納税という悲しい儀式もあったので、朝のうちに出かけてお昼すぎに帰ってきた。出かけるからには猫探しも怠りなく、できれば八王子方面に行きたいところだったが、あいにく雨雲がかかっていたので反対方向の東行き(つまり新宿行き)の電車に乗った。
歩いたコースは多磨霊園〜分倍河原(6.7km)。すべての行程が府中市内で、京王線沿線であることから京王線猫行脚などでも何度か歩いているが、3駅ぶっ通しということはあまりなく、たぶん今回で2回目か3回目ぐらいだと思う。
当てにしていた1匹目はまだ寝ていた。
不意に起こされて仏頂面の茶トラ白は4月10日の朝以来。相方の三毛も現れないかと少し待ってみたが空振りだった。
いつ降り出してもおかしくない空模様。手持ち無沙汰の猫たちは大方寝ている。
ここで暮らす2匹の茶トラの片割れ。もう1匹は去年の9月10日を最後に見ていないが、こいつもその10日後に会って以来で、要するに俺の足が遠のいていただけという話。
モノクロ爺さんのようには懐いてくれない子。ライブビューで万歳して何とか全身が収まった。
用を済ませて帰宅する前に駐車場チェック。寝ている背中に向かってプスプス言うと……、
根気よく気を引いても決してこれ以上近寄ってこない。ほかの2匹がいなくなって、こいつだけここに残っているのも、この慎重な性格が関係しているのかも知れない。