ベッドを2階に移してからは、雨が降ればトタン屋根を叩く音がするから、朝の散歩をどうするか夢うつつで考えていたような気がする。みんな今日は寒い寒いと言うが、朝起きた時はそれほどでもなかった。
目覚ましの音を合図に布団から出て、朝風呂に入り、身支度を調えている間も、予報にあったような「霙になる」ほどの寒さとは思えなかった。家を出てみると思いのほか雨が強くて、猫が見つかるとも思えなかったが、歩くこと自体は別段苦にならないので、悪天候時の定番となった某巨大神社に行ってみることにした。
民家の敷地で最初の猫に遭遇したのは6:50。
覗いてみると、地面に茶トラもいた。天気の悪い時はこの2匹にお世話になることが多い。
写真は明るめに仕上げてあるが、瞳の大きさで分かるように、実際はかなり暗い。片手に傘を持ちながらのスローシャッターなので、今日撮った写真はほぼすべてブレていた。
某巨大神社に着いて、雨に煙る境内を歩いていると、香炉台に神猫1号がいた。
どんなに天気の悪い日でも、いつも誰かを待っている神猫1号。もう鳴いている。
スラックスが毛だらけになるまでごろごろすりすりして、その合間に写真撮影。桜の花もまだ残っていた。
バスの時間になったので神社をあとにしたが、バス停に着くまでの数分のうちに、雨は霙になり、そしてすぐに雪へと変わった。布団から出た5時の気温は5.8℃。立川に着いた8時の気温は0.6℃。わずか3時間で5℃以上気温が下がったので、今朝は寝坊助さんほど「寒い寒い」と言うのかも。歩いている時も、みるみる気温が下がっていくのが分かるほどだった。