今日も台湾旅行で不在のため、昨日に続いて予約投稿でお送りする。天気に恵まれれば今朝は鹿港老街で猫を探したはずだが、それ以降の予定は考えていない。ましてやこのブログが公開される18時（台湾時間17時）ごろ、どこで何をしているかは見当がつかない。明日の帰国便はいつもの中華航空222便（台北松山～羽田）なので、今夜のうちに台北方面へ移動している可能性はある。
今日の記事は今月7日の朝の散歩の後半編（前半はこちら）。この日は梨を買うつもりで稲城方面へ出かけたものの、朝早すぎて直売所がどこも閉まっていて、猫だけ探して手ぶらで帰宅する羽目になった。梨の方はこの4日後に立派な稲城が手に入って、妻とともに「おいしー、うれしー」と感動しながら食べたわけだが、この日の俺はまだそれを知らない。
とある邸宅でぽつねんとする黒白発見。
何年か前、同じ場所で茶トラを見た記憶はあるんだが、写真は撮らなかったかも知れない。黒白はたぶん初めて。
とあるアパートの敷地でポインテッド・キジトラが香箱を組んでいた。
去年8月にも同じ場所で見かけた子。上から覗いたら目が丸くなった。
「あいつどこかで見た顔だな」
コントラストが高くて何も見えない朝の日陰。でも猫はいる。
ほらいた。
真面目そうな顔立ちのキジトラ。身じろぎもせずに朝ご飯を待っている。
少し離れた場所にキジ白もいた。
こちらは何となく目つきに期待を感じる。悪いけど今日は手ぶらなんだよ。
「君が噂の手ぶら野郎か」
路地の突き当たりに白いのが転がっていた。
飼い猫と思しき白。あの顔つきは逃げられるかも知れない。
これが限界。そんなに臆病なのによく外に出られたね。
この日最後の猫は、京王よみうりランド駅近くで見かけた茶トラ白。まあそう慌てずに話を聞いてくれ。
「そうか、だがお前は手ぶらなんだろう？」
引いた写真を撮ると、やっぱり日陰が暗くて何も見えなくなる。
