ドピーカンの冬晴れとなった今日は、朝から絶好の猫日和だったが、残念なことに夜勤で残業が発生したため、職場を出た時には10時半近くになっていた。もともと拘束時間の長い勤務なので、少しでも残業があると、たちどころに体が蝕まれる(ような気がする)。加えて今日は午後から水漏れ対策の業者が来る予定で、13時までに家に帰らなければならなかった。
そんなわけで、世間の多くの人々が楽しげに街なかを往来するのを横目に、ちょびっとだけ散歩して大人しく家に帰った。時間がなかったので、歩いたコースは職場から朝霞まで。
いつもの猫路地で見かけたのはキジ白1匹。
もはや顔馴染みとなった鉢割れ君。今日は今まででいちばんイケメンに撮れたかも。
その後、日の高くなった散歩コースに猫影はなく、余計がっかりして駅に近づくと、広い駐車場で猫たちの遊ぶ姿が見えてきた。あれは茶系猫民家の子たちだな。
体格が大きいので成猫に見えるが、この子たちの多くはまだ1歳にもなっていない。5月に初めて見かけた時は、キトゥンブルーが抜けていなかった。
……なので、みんなとても落ち着きがない。数も多いので、俺どうしていいか分かんない。
そんな様子を遠巻きに眺めているのもいた。この家には長毛遺伝子を持つ猫もいる。
帰りが遅くなってがっかりしてたけど、猫にはその時間帯じゃないと見られない挙動があったりもする。ここを通るのはいつも早朝で、寝ているところしか見たことがなかったので、却って良かったかも知れない。
……とはいえ、天気の割に淋しいことは否めない。もう少し歩きたかったなーと思いながら地元駅に到着し、自転車を取りに駐輪場に寄ると、隅っこで美人さんの妹が日なたぼっこしていた。