広域猫散歩(1)


昭島市の猫

 昨日は残業した上に午後から来客があって、あまり散歩の時間が取れなかったので、今日はその分を取り返すべく、自転車に乗って広い範囲を走り回ってきた。自転車というのは猫探しには不利で、車両である以上、あまりよそ見ばかりするわけにも行かない。しかし、今日行きたかった猫拠点は、バスすらろくに走っていない場所が多く、拠点間の距離も長かったので、徒歩では土台無理。結果的には約5時間かけて25kmほど走ったが、平均速度が5km/hで徒歩と変わらないのは、途中とても人懐っこいのがいて、長い時間足止めを食ったからだ。
 1匹目は家を出て3分後に遭遇したキジ白。時刻は8時ちょうどで、このぐらいの時間なら、日差しから赤味が取れているかなと思っていたが、考えてみたらもうすぐ冬至。南中高度が低くて、ほぼ一日中赤いままなのだった。
昭島市の猫

昭島市の猫

 ここは自宅から200mほど離れたところにある猫民家。引っ越してきて見つけたわけではなく、去年1月にたまたま通って知った。
昭島市の猫

 川を渡って八王子市に入り、人通りの少ない農村地帯を走っていると、納屋に張り付いている白い背中を発見した。
八王子市の猫

 窓から何か出てくるようにも思えないけどなあ。
八王子市の猫

「お尻を温めているの。女の子は色々大変なのよ」
八王子市の猫

 朝日の差し込むカーポートでご飯待ちの風情。
八王子市の猫

八王子市の猫

「君はねぐらを求めて彷徨っているのかい? 早く見つけないと、冬を越せないよ」
八王子市の猫

 なんかリア充目線だな。
八王子市の猫

 山の上の住宅街。整然としてはいるが、近くに商店もコンビニもなく、バスの本数が多いことを除けば、奥多摩の猫集落とあまり変わらない。不便な場所には猫が多い。
八王子市の猫

 ほらいた。
八王子市の猫

 敷地の外から最接近を試みるも、敷石につまずいたら逃げてしまった。何てこったい。
八王子市の猫

八王子市の猫

 枯れ葉の吹きだまりで寝ているのもいた。
八王子市の猫

 茶トラは枯れ葉が好きなようだけど、だいぶ色が違っているね。どっちかというとキジトラ向きの場所。
八王子市の猫

「呼んだか?」
八王子市の猫

八王子市の猫

 猫接近中。
昭島市の猫

 のしのし。
昭島市の猫

 ずんずん。
昭島市の猫

 ごろーん。人懐っこい子だー。
昭島市の猫

昭島市の猫

 ところ変わってここは再び昭島市内。街外れの猫拠点で、見覚えのある麦わらの二毛に会えた。
昭島市の猫

 前回会ったのは去年の12月で、ちょうど1年ぶり。最初はおっかなびっくりだったけど、ちょっと撫でたらこの有様。
昭島市の猫

 すりすり。
昭島市の猫

「もっと撫でてー」
昭島市の猫

 かつてここにはたくさんの猫がいたが、今はこの子が1匹で縄張りを守っているようだ。ずいぶん淋しくなっちゃったな。
昭島市の猫

 次いつ来られるか分からないし、来た時にまた会えるとも限らない。まだ行程の半分も来ていなかったが、ここで1時間近く足を止めて、人懐っこい麦わらと濃密に遊んだ。動画も撮った。
 このあと会った猫たちは、また明日。
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