今日は雨がちとの予報だったので、朝の散歩は無理かも知れないと思っていたが、蓋を開けてみるとぎりぎり曇りという感じで、気温も多少低かった。家を出た時点では、かつて分倍河原~府中本町の間に点在していた、いくつかの猫拠点をハシゴするつもりだったが、予想より気象条件が良かったので、京王線の下り列車に乗って京王八王子へ向かうことにした。分倍河原という駅はこのようなことができるので、俺のような気紛れキングにはとても都合がいい。分倍河原とほぼ同じ距離にある府中本町も同様で、最近は散歩地によって二つの駅を使い分けることが増えた。
スタート地点を京王八王子に設定したのは、駅裏の井戸の公園の猫に会いたかったのと、峠向こうの茶渦邸の猫たちが戻ってきたか確認したかったから。結論から書くとあいにく今朝はどちらにも猫の姿はなく、途中から雨が降り出したりもして、やや淋しい散歩となった。
散歩スタートから10分、黒い跨座式モノレール発見。
黒かと思ったら黒白だった。お皿が逆さになっているので、ご飯はまだ先だね。
とある民家の庭で久しぶりにポイントさんを見かけた。帰宅して調べたら去年10月以来。毛色はキジトラ白がカラーポイント化したものだが、この子は全体的に毛色が濃く残っているので、劣性対立遺伝子の中でも優性に近いcbcbのホモと思われる。ちなみに最劣性のccではアルビノになるが、猫のアルビノは極めて稀だそうなので、外で見かける機会は皆無だと思う。
会えたのが嬉しくて、不用意に近寄ったら塀の上に逃げてしまった。初めて見かけたのは2012年10月に遡るが、出現率はあまり高くなく、恐らく今回が8回目。毛並みが安定しているのでどこかの飼い猫かも知れない。
あの子に会うといいことが起きるんだよな。今度は何が起きるかな。
訝しげな表情の三毛。たぶん何度かは会っていると思うが、忘れられているみたい。
近くの家のガレージには生後2ヶ月ほどの茶トラ子猫もいて、もしかしたら三毛も含めてみんな家族なのかも知れない。
天真爛漫な顔つきで通りを眺めていたが、通りかかったスクーターに驚いて隠れてしまった。今日はこれでおしまい。