マコちゃんの転科先の受診日が7日の9時に決まり、その日は夜勤明けだったので職場に休暇を打診したら、「猫も家族ですからね」と快く勤務シフトを調整してくれた。進行の速い猫の癌を診てもらうという時に、予約だけで1週間以上もかかるなんてどうかしていると思うが、転科先の担当医が出張か何かで不在だったらしく、依頼元の主治医にはどうすることもできなかったようだ。もし今朝の時点で受診日が決まらなかったら、対応の遅さに抗議した上で、抗癌剤治療に対応できるクリニックを自分で探すつもりだったが、これ以上治療開始が遅れることは避けたかったのでとりあえず良かった。待ち時間が長かったお陰で、根治不能とされる鼻腔内リンパ腫に対して俺たち家族がどう向き合っていくかじっくり考える時間もあったわけだが、これはたまたまマコちゃんの状態が安定したからできたことであって、そうじゃなかったらもっと早くキレていたと思う。
今日は散歩をお休みしたので、猫の方は昨日の続きを。キジ白3号にモデルになってもらって写真を撮ったあと、いくつかの猫拠点で猫に会ったり会えなかったりして、次に立ち寄ったのは1615年開創というとある古刹。回廊からこちらを見ているのが分かるかな。
実はあの子、初めてではなくて、2015年4月にも一度見かけている。9年ぶりに会えたのは嬉しいけど、歯が立たなすぎてツライ……。
キジ白は呆れたようにこちらを眺めている。お寛ぎのところを邪魔してホントごめんなさい。
ごめんなさいついでにもう1枚。これでも昔は懐いてくれたのになー。
この子はここらでたまに見かける青目の白。3月上旬以来の3ヶ月ぶり。
日なたは眩しいけど、日陰なら青い目がよく分かるね。やや警戒気味なのは急いで距離を詰めたから。
前回は指で挨拶できたんだけどな。3ヶ月じゃ難しいか。
緑地の多いエリアなので次の猫グループも草むらで遭遇。この辺りに猫が暮らしていることは知っているけど、見えるところに出てきているのは珍しい。
特に茶トラはいつも深い茂みの奥に隠れている。今日はいったいどういう風の吹き回し?
……と思ったら、ちょうどそこへご飯のおばちゃん登場。俺を待ってたんじゃないのは分かっていたよ。
散歩終盤、前回の福生散歩で空振りだったポイント邸に立ち寄った。今日は庭先で寛いでいるね。
お年を召しているので耳が少し遠くなっている。大ぶりなジェスチャーでアピールしていると……、
いつもは近寄る素振りを見せただけで全力で逃げてしまう子。ここまで持ち堪えたのは初めてで、ほくほくした気持ちで長い散歩を終えた。帰り道に踊り子さんの店の前を通ってみたものの不在で、西友に寄ってジンギスカンのタレだけ買って帰宅した。以前はジンギスカン用としゃぶしゃぶ用のラム肉が売られていたが、いつの間にか取り扱いをやめたらしく、味付け肉しかなかったのでマコちゃんへのお土産は通販で買うしかなくなった。