「ほぼ」という副詞が9割ぐらいを表しているなら「ほぼほぼ」は9割5分ぐらいだろうか。今日はカメラに収まった6匹のうち5匹が黒白だったので83.3%となり、やや誇大なタイトルかも知れないが、偶然を頼りに散歩していてこのくらい毛色が偏るのは割と珍しい。これにチョビ1号が加わってくれたら最高だったが、現在はほぼほぼ室内で過ごしているであろうチョビ1号との再会はそう簡単ではない。あいつは2010年生まれの今年15歳ぐらいだろうから人間に換算すれば76歳だし、北風が吹いて寒い屋外よりも窓辺で丸くなる方を選んでいるのかも知れない。
そんなわけで今日の1匹目は古馴染のキジトラ。猫影のないチョビ1号邸を過ぎ、元電器屋の看板猫も空振りで、スタートから30分近くが経過していた。
南向きに座っていたキジトラはこちらに気づいて駆けてきた。2ヶ月半ぶりだけど元気そうで何より。
指で新年のご挨拶。松の内は明けちゃってるけど、関西では15日までだというからそれほど失礼じゃない(?)。
砂場でごろごろ。お日様は気持ちいいけど眩しくて目が開かない。
今朝の散歩は8時半すぎにスタートして2時間ぐらいを見込んでいる。お昼前には分倍河原に戻って妻と合流し、近くのケーズデンキに冷蔵庫を見に行くというのが今日のメインタスク。2007年に買った我が家の冷蔵庫は1ヶ月ぐらい前からコンプレッサー起動時に異音がするようになり、早急に買い替えたいという妻の強い希望により同行することになった(俺は動かなくなってから考えればいいんじゃね派)。
ケツカッチンの散歩は振るわない結果に終わることが多いが、今朝は立川勤務時代からのトラディショナルなコースであり、かつてよりだいぶ減ったとはいえぽつぽつと猫の姿が見えている。
塀の向こうで日なたぼっこしていたのはこれまた古馴染の黒白。お寛ぎのところ済みませんね。
去年の夏ごろ、毛並みが荒れた時期があって気になっていたけど、多少改善したかしら。
次の猫も縁側でまったりしていた。今朝は氷点下4.9℃とだいぶ冷え込んだからなあ。
誰かと思ったら君かー。以前は1本隣の路地でよく見かけたけど(一例)、2022年10月を最後に見なくなったので、もう会えないだろうと思って諦めていたよー。同じ毛色の相方にもよろしく伝えておいて。
上矢印邸を覗いてみたもののもぬけの殻で、諦めて次へ向かおうとしたら隣の敷地に相方の黒白がいた。
近寄ってきてくれたのは嬉しいけど、日差しが強すぎて怖い顔に写っちゃう。
猫にも協力してもらって角度を変えたりしてみたけど、あまり代わり映えしないなー。
……なので日陰に移動。これなら可愛らしい顔立ちが分かってもらえる!
やっぱりド順光だと怖い顔。曇っていた方がきれいに撮れることは分かっているけど、この季節の東京はほぼほぼ晴れだし、日差しのない日は寒くて猫が出てこないんだよなあ。上手いこと半逆光ぐらいにできればだいぶマシになるんだけど。
最後の猫もやっぱり黒白。あれは遠目にもだいぶ白味が多いみたいだね。
たまに来る街だけどこの子は初めて。この辺りにもまだまだ知らない猫がいるのだなあ。
本文では触れなかったが、今日はチョビ1号のほか、桜の巨木の猫民家の三毛や上矢印ちゃんに会えなかった一方、七三ファミリーの母や学校裏の息子は見かけた(逃げられた)。昔みたいに足を使って何度も丁寧に散歩すれば、会うこと自体はそれほど難しくないのかも知れない。