今日は早起きして健康診断の再検査に行ってきた。連休に繋げるつもりは毛頭なく、何となく空いている日を選んだらこうなってしまったが、全休ではなく午前休だったのでそれほど罪悪感は感じなかった。それより今日は久しぶりにスマホを家に置いたまま出かけてしまい、自分の脳内に都内の路線図がどの程度刻まれているかを知るいい機会になった。とはいってもそれに関して俺の記憶は1995年ぐらいから停滞しているので、例えば今日の目的地だった東中野には未だに中央線各駅停車しか通っていないし、猫散歩スタート地点の西新宿には駅がないので隣の新宿から歩いて向かうことになる。帰宅前に農工大に用があり、いつもなら府中駅からバスに乗って晴見町で降りるところ、中央線の駅から逆向きに乗るとなるとどこが始発だったか思い出せない。府中駅へ向かうバスは武蔵小金井、国分寺、西国分寺、国立の各駅から出ていて便数も多いが、経路がいくつもあってややこしいのである。朧げな記憶を頼りに武蔵小金井から乗ったバスは農工大をかすめもせず、目星を付けて降りたバス停から歩いて20分もかかったが、それでも記憶に従って西へ進んだらたどり着けたので結果的には良かった。こういう時のためにキヨスクで昭文社のミニミニマップを買っておいた方がいいかな(どちらもとっくにない)。
健康診断といえばサファイアちゃんということで、西新宿をスタートしたのは6:45。いつもの屋根に猫影が! と思ってよく見ると、そこにいたのは顔見知りの茶トラ白ではなく、初めて見かけるキジ白だった。
スリムな体躯のキジ渦白。今さら新顔とも思えないので、単に俺が見落としていただけかも。
不信感がありありと表情に現れている。猫というのは感情が顔に出るので時々傷つくね。
とはいえこの子は逃げ切らない。かくれんぼを何度か繰り返して諦めた。
横から回ってみたけどこれが限界。この直後、アパートの裏へ隠れてしまった。
散歩開始からまだ30分しか経っていないというのに、何と今日の猫はこれでおしまいなのである。
このあとサファイア邸まで歩いてみたものの、敷地に置かれていた猫ボックスがすべて片付けられていて、サファイアちゃんやその家族の気配は消えていた。ちょうど建物から出てきた婆さんに話を聞いたが要領を得ず、確証はないものの恐らく家の中に入れたのではないかと思っている。というのも2月にサファイア邸を訪ねた時、敷地に置かれた猫ボックスに猫が怪我している旨の貼り紙がしてあったからだ。これから暑くなってくるのでしばらく訪れる機会はないと思うが、11月ごろにはまた健康診断があるので、その時にでもまた様子を見に行ってみる。