今日は朝のうちに平山で髪を切り、お昼からは府中本町の歯医者に行ってきた。府中アメダスで27.1℃を記録するという暑い日で、床屋のついでに散歩して見かけた猫の数も期待したほど多くなかった。久しぶりに巨大三毛やその仲間たちに会えることを楽しみにいたが、現地に着いたのがちょうど7時ごろで、巨大三毛以下近所の猫たちの多くは朝食会場に集結しているらしかった。あいにく俺は彼の地(暴れん坊将軍・伝説の彗星回における彗星落下疑定地)の朝食会場を知らないのである。
しかしあれに見える猫も巨大は巨大。しかも三角形だから縁起も良さそう。
路地にちょこなんと座っているのは馴染の長毛キジトラ。通称「三角おにぎり」。巨大三毛と違って体積の大部分を被毛が占めている。
正面からばかりじゃ芸がないと思って横から撮ってみたけど、正三角形が直角三角形になっただけだった。
一方こちらも元は長毛のようだけど、トリミングされてさっぱりしている。
「最近は5月に衣替えするんですよ。もうだいぶ暑いですからね」
早朝のうちは雲が厚かったが、時間の経過とともに日が差してきた。草むらで休んでいる猫もそろそろ活動開始かな。
巨大三毛のお友達にそっくりなのがいて、300m近く離れたここまで来ているのかと一瞬驚いたが、よくよく見たら別猫だった。キジともサバともつかない微妙な毛色が特徴的(サバ白に分類した)。
カメラを向けるとウーと唸って目を逸らす。耳もイカになってしまい、元に戻るのを待つにはかなり忍耐を要する。
猫によってはカメラを向けても上機嫌で近寄ってきて、しまいには頭の上までよじ登ろうとするのもいるから、色んな性格があるものだなーと思う。人間もまったく同じで、街なかでカメラを構えていると、興味深げに話しかけてくる人もいれば、意味もなく怒り出したり脅えたりする人もいる。猫も人もそれに慣れるということがないので、恐らく持って生まれた性質ではないかと思っている。
しかし、1匹は早々に逃亡。あの子は本当に懐かないなー。
この子が比較的フレンドリーなのは、顔だけでも子猫の時から知ってるからなのかな。
苦しゅうない、というような顔つき。明らかに格下を見る目つき。
偉そうな茶トラからもう少し下ったところには2軒の猫民家。それぞれの家に張り付いているのがいるね。
こちらはたまに見かける平山美人。よく似たのがもう1匹いて、間違えると機嫌を損ねるので注意が必要。
美人は逆光で撮れという我が家の家訓に従ってみた。ちょっと眠そう?