連休の最後がしとしと雨じゃ気が滅入るなーと思いながら、二匹の猫や一人の妻と何もせずにぼんやり過ごした一日だった。俺は昨日からしつこい偏頭痛が続いていて、どんな天気でもどのみち動けない運命だったが、最後ぐらいは日差しを浴びて気分を変えたかった。
まだ体調が今いちなので、3日前の散歩の続きを手短に紹介していく(前回の記事はこちら)。猫峠の下り坂の真ん中に鎮座しているのは顔見知りの麦わらさん。帰宅途中に俺と鉢合わせになって固まっちゃったみたい。
この子は3匹のキジトラのお母さん。あれは2022年9月のことだったから、子供たちはもう3歳になるころかな。
3匹の中でもこの子だけ大人っぽかったので、年子の兄妹かも知れない。キジトラの兄妹ってそっくりすぎて判別できないことも多いけど、この子の顔立ちはお母さんによく似ているので覚えている。
定点の猫アパートに差しかかって軽く舌を鳴らすと馴染の黒白がまろび出てきた。
日なたは眼窩が陰になって可愛く写らないので日陰に誘ってみる。何度もやってるから意図が伝わるようになってきたかな?
住宅街に取り残されたような小さな土盛は多摩川の旧堤防。桜の季節はさぞかし華やかだろうと思うが、あいにくその時期に来たことはまだない。足を止める人もないことを知ってか知らずか、猫は駐車場で寛いでいる。
ここは揺れる想いの駐車場。何度来てもあいつはもういない。
短い尻尾がそっくりなので、三毛とは兄妹だったのかも知れない。でもこの子、あいつと違ってぜんぜん脈ないんだよなあ。
ここで寝ている姿を見かけることは時々あるが、人が出てこないことには立ち入りの許しをもらえないので、指を咥えて通りすぎることが多い場所。この日はたまた従業員と思しき人が洗車していたのでラッキーだった。
そういうわけでカメラに収まるのは2023年12月以来の3回目。初回(2019年11月)に見かけた相方は不在のようだった。
こちらも定点の猫マンション。白っぽいのが日に当たっているね。
尻尾だけ黒いお馴染さん。長い付き合いのようで、初回は2019年1月だから、このブログではまだ新参の部類。
道路向かいの農家の子だね。あの家には黒白が6匹ぐらいいるけど、この子の顔は何となく覚えてる。
向こうも引っかかるものがあるらしく、逃げるでもなくこちらの出方を窺っている。ちなみに現在判明している6匹はこちらの記事で紹介している。
散歩の最後に見かけたのは会えて嬉しい茶トラ白。元気だったかー。
にゃあんと鳴いて駆け寄ってくると思っていたら、まさかの逃亡。初めて会った時とはあまりに違う反応に別猫かと思ったが、帰宅して確認したら本人で間違いなかった。これほどきれいに忘れられるのも逆に清々しいので、次回からは初心に帰って親睦を深めていこう。