また台風が近づいてきて、明日から荒れてくるというので、今日は朝から青梅方面へ散歩に行ってみた。3連休ともなると、青梅線の下りは早朝からハイカーで混雑するわけだが、拝島発6時台の電車なら座れないほどでもない。
散歩開始地点は青梅市郊外(というか青梅自体が郊外だけれども)の石神前という駅。なぜこんな駅名なのかというと、駅前に石神さんがあるからだ。こうした地味な駅で降りるハイカーは皆無なので、あとはゆっくりマイペースで歩くことができる。
早朝のため、日差しが山に遮られて肌寒い中、駅から5分ほど歩いて1匹目を発見した。
顔にくっついているのは鳥の羽根らしい。猫は色んなものと戦っている。
人口密度の低い集落で猫を見つけるのは容易ではなく、次に見かけたのは50分後。高台から急坂を下りてきて、元来た方を振り返ったら黒白がいた。追跡開始!
落ち着いたのは車の陰。ここが本拠地らしく、もう動かなかった。
一昨日までの気温が嘘のように、里山は秋の気配に包まれていたが、きれいな景色とは裏腹に猫はぜんぜん見つからない。やっとの思いで見つけて撮ったこの写真、たぶんどこにいるか分かんないと思う。
猫バーの前に佇んでいたのはいつもの三毛。鼻の頭が傷だらけ。この辺りは猫がたくさんいるから、夜は壮絶な戦いがあるに違いない。
指の匂いを嗅がせるまでは行ったんだけどなー。何しろこういう場所は衆人環視だからやりにくい。