明日は朝から晩まで雪が降る予報になっている。最低気温は氷点下1℃ぐらいということで、それほど寒くなるわけではなさそうだ。吹雪かなければ散歩はするつもりだが、肝腎の猫が見つかるかどうか。
俺は北海道でも最南端の函館出身なので、上川盆地のような極端な低温は経験したことがないが、それでも氷点下15℃ぐらいまで下がることはあった。当時は学ランの下にTシャツみたいな、むしろ今より薄着で通学していたが、これは若さゆえの痩せ我慢。学校までは函館本線で20分、市電に乗り換えて10分ほどで、屋外を長時間歩く必要がなかったからできたことでもある。ただし、履いている靴は今とはぜんぜん違っていた。東京で雪に降られていちばん不便に感じるのは、靴底がつるつるで滑りまくることだ。そんな時のために、北海道の靴屋から冬用の革靴を取り寄せておきたいと思いつつ、先送りしているうちに10年以上経ってしまった。
まあそんなことはどうでもいいんだが、今日の夜勤明けは、そんな明日の天気が想像できない澄んだ青空。立川から茶猫タウン経由で西立川まで歩いてみた。
最初に遭遇したのは、民家の縁側でご飯待ちしている黒白。
カメラを構えたままファインダーを除いていたら、右側からもう1匹現れた。上の写真にも顔だけ写っているんだけれども。
黒白と入れ替わりで縁側に収まったタビーポイント。黒白は逃亡。
線路を渡って茶猫タウンに入ったが、今日は猫影薄く、唯一カメラに収まったのは、塀の上で鳴いていた薄色の三毛。この子もこの直後に逃亡。
サビ猫らしき1匹は逃亡し、残った茶トラも車の下に避難。なんか今日は逃げられるな。
こいつに会うのは一昨年の5月以来。大きな背中だ。
美人さんの妹だった。午後だから西向きの場所に来ているのかな。
美人さんに比べると痩せぎすだけど、冬毛のせいか、いつもより大きく見える妹。さっき会ったキジ白たちと見比べると、この子を同じ毛色に分類するのはやっぱり抵抗があるんだよなあ。