今日の散歩は時間に追われる散歩だった。たまには家から南下してみようと思って多摩川方面へ行ってみたが、出勤前に会社と反対方向に向かうとなると、かなり早く家を出ないとならない。普段通り1時間ちょっと早く出たぐらいではぜんぜん時間が足りず、出勤時間も押してしまって、多摩センターから会社までタクシーに乗る羽目になった。どうせ昼下がりでそんなに見つからない時間帯なのだから、無理せず明日の夜勤明けにしておけば良かった。
最初の猫は某巨大団地で発見。
……と書くと重大発見のようだけど、こいつはいつもここに佇んでいる、ややびっくり顔のキジ白。
緑目の茶トラって割と珍しい気がする。顔が日陰で分かりにくいかな。
長毛の模様を特定するのは難しくて、トラとは書いたものの、そうではないかも知れない。ティックドタビー(霜降り)なら額のM字ラインの上が濃いので、長毛でもある程度判別できるんだけどな。
川の土手までやってくると、はるか向こうに茶色い物体を見つけた。
何かに向かって鳴いているね。視線の先には何にもないんだけど。
都合良く茶色のティックドタビーだった。マッカレルタビーやクラシックタビーの場合はM字ラインの上が明瞭な縦縞だが、ティックドタビーは縞が不鮮明で濃い色になっている個体が多い。こいつはライオンみたいな毛色だね。
このままでは遅刻とばかり熊川駅へ急行。民家の縁側に1匹の黒が佇んでいた。鈴をぶら下げているから、ここの飼い猫かな。